45歳アンパンマンのゴルフ再入門

2006年2月

2006年 02月 05日 オヤジの青春
2006年 02月 11日 リンクス新川崎 2
2006年 02月 26日 京カントリー 如月杯
2006.02.05 目次へ
オヤジの青春
丸子橋の練習場に久しぶりに行ってきた。

日曜は10時を過ぎる頃には打席待ちになるので、少し早起きして8時過ぎには到着。でも、気温が0度ちょっとしかなかったこともあり、非常にすいていて少し損をした気分。
この練習場、河川敷にあり250y平面で打てる貴重なフィールドだが、打席が東を向いているため朝日が低いうちは太陽に向かってボールを打つことになる。
ゴルフ狂いのオヤジ達が寒い朝から太陽に向かってもくもくと球を打つのも世間一般から見ればかなりの「モノ好き」に見えるのだろう。ちなみに、昔の青春ドラマは必ず太陽に向かって叫んだりボールを投げたりするシーンがあったことから、うちの家庭では丸子橋での早朝練習は「オヤジの青春」と呼ばれている。

ストレッチをし、短いクラブを2本持って素振りを繰り返し身体を暖めた後、課題となっているドライバーを持つ。何も考えずに一振りしてみると、見事に右へプッシュスライス。
内感覚の感じ、身体の動き、ヘッドの動きをじっくりと再現してみると、だんだん問題点が見えてくる。

一つには、インパクトの際に肩のラインが完全に開いていること。
クラブのグリップエンドが完全に身体から左側に出ていてフェースが大きく開いたままになっている。
これについては、クラブの縦振りの感覚を思い出すようにして、右肩に担いだクラブを左足の付け根に向かってグリップエンドを振り下ろすイメージを持つことで、かなり改善することができた。

もう一つは切り返しが早すぎること。結果、肩が十分に周らないうちからダウンスイングに入ることになり、アウトサイドインの軌道になってしまっている。
これについては、リズムの改良で補っていくしかなく、かなりの球数が必要だったが、切り返しで半拍ぐらい置くリズムにすることによって、かなり安定した球が出るようになった。

後は、インパクトの際に軸がほんの少しだが左にずれてしまうこと。所謂「打ちに行ってしまう」状態の改善が必要。
ただ、これは一朝一夕に修正できるものでもなく、とりあえずアイアンの球の位置で打つような意識にして、クラブヘッドを左に振りぬくようなイメージを持つことで改善できそうな感じだ。

今日は、ROMBAXを挿したr7 quad TPとr7 425 TPを打ち較べてみたが、ことプッシュスライスやタイミングに関してはクラブが原因ではないため明確な差は当然に無かった。
ただ、きちんと打てるようになってから比較したところ、425の方がミスショットの許容範囲が広く、quadの方が芯を食えば飛距離が伸びるシャープな感じというところだろうか。同じROMBAXだが、メーカーオリジナルのものよりも本来のROMBAXの方が少しフレックスが硬く弾きも良いように感じる。ただ、やはりこれは夏用のドライバーだとも思った。

打っていると感じないが気温は3度ぐらい以上にはなかなか上がらず、身体がどんどん冷えてくる。アプローチ練習もやりたかったのだが、ここ一週間風邪気味だったこともあり、大事をとって120球の打席練習のみとした。

9時半頃、かなり打席が埋まってきている。でも、見てみるとやはりオヤジばかり。
太陽はかなり高くなってしまったが、やっぱり「太陽に向かって打て」が実践されていた。

2006.02.11 目次へ
リンクス新川崎 2
京カントリーのスタート予約をしていたのだが、朝方、連れ合いの体調が思わしくなく急遽キャンセル。昼前にやっと安定してきた感じだったので練習に出かけた。もちろん、オヤジの青春をしに行くつもりだったのだが、今日はちゃんと屋根のある打席で打って、というきついお達しが出てしまったので、久しぶりにリンクス新川崎まで足を延ばすことにした。

前回は3階だったが、どうも低いティーアップになじめず余計な力が入る感じだったこともあり、今回は2階打席を申し込む。フロントに受付係りの女性が5人もいて、これはちょっと圧倒される感じがした。

真ん中の打席に落ち着いてプリペイドカードを差し込むと、丁度残数が200球(@20)。多少残数を残しても仕方ないので全数打つことに即決。ただ、じっくり打ちたかったが、連れ合いの体調も心配だったので、結構早いペースで打っていってしまった。

ここしばらく、仕事もたてこんでいてあまり球を打つことはできない状況が続いているが、少しでも時間があれば自宅で全身が写る鏡でフォームをチェックしながらカーペットを削る練習をしている。

両肩と腕でできる三角形をインパクトの際にきちんと再現することを意識することで、かなり確実にフェースコントロールが簡単になることが判ってきた。
また、アドレスでの重心位置は前に寄り過ぎないように確認をすること、テイクバックで左の肩甲骨が前に出てくるような感覚を意識することにより、トップの位置が決まってくるようにも感じている。
そして、トップでの手の形は、正面を向いて再現するとヘッドを後頭部に持っていくような感じにすることによって、身体の回転に伴って自然にヘッドがローテーションするように持っていけるようだ。
これまで無理にトップを作って、無理にインパクトへ戻してきているところがあったが、むしろ身体の自然な動きに合わせて振ることで、自然に脇が締まってフェースがローテーションするのが良い。

7番から打ち始めたのだが、たまに厚く入ってしまうことはあるが、掬い上げるのではないスイングで、結構高い弾道の球が打てるようになってきたように思う。
それと、アドレスの球の位置、ちょっとしたフェース(グリップ)の向きの変化が、そのまま素直に球筋に現れるようになり、かなり良い感触。

SYB MC-700にROMBAX(S)を挿した4番は非常に楽。打ちにさえいかなければ確実に球を目標近くに運ぶことができそうだ。更にROMBAX(R)を挿してある3番はもっと楽に球が上がり、きちんと番手なりの距離差がつく。
これは実に久しぶりの感覚で非常に嬉しかった。

オークションで安価で入手したSYB MC-700にNS-950を挿した5番、7番を試しに打ってみたが、振り過ぎると左へ巻いてしまうものの楽に打てる感じ。ただ、やはり三浦CB3003の方がきちんとヒットした感触が手に戻ってくるし、距離も高さも若干出るように思えた。

ドライバーは3本のr7を持ち込んだ。
r7 425の標準シャフト(75)は44.75インチという表示ながら若干短く、ROMBAXよりもフレックスが柔らかく感じられるが、ヘッドの許容範囲が広いこともあって、確率では他の2本よりも良い感じ。
赤マナで軽くタイミング良く振る打球が一番棒球で落ちない感じ。
ROMBAXできちんと振る球が一番力強く飛んでいくし、打ったという満足感が非常に高い感じ。
というところだろうか。

r7 425を持って、腰を思いっきり回して、インパクトで両脇を締め、打球の方向を最後まで明確に意識してやると、これまでにない飛距離が出る。そして、ボールは落ち際から少しだけ右に曲がってネットの中ほどに突き刺さる。
これ、テーショットできちんと毎回確率よく再現できるようになったら凄いだろうなぁ、と正直思った。

打つ目標をきちんと意識してやることにより、方向性に明確な意思が出ることを改めて確認できたことは大きな収穫だった。どうも、スイングにばかり気を取られて目標への意識が希薄になっていたのかもしれない。

アプローチに80球ほど費やしたが、トップやダフリなどの明らかなミスショットは10%以下といった感じで、距離感もかなり正確だった。

気温が上がって身体が良く動いたこともあるが、練習とはいえこんな調子の良い日もあるんだなぁ、というのが正直なところ。
この良い調子を、いつも再現できるようにしなければならない。

来週は引越し準備等もあるので練習頻度も極端に下がるだろうが、次回26日のラウンドまでに、この調子を身に付けたいと思う。

2006.02.26 目次へ
京カントリー 如月杯
京カントリーの如月杯に参加した。

前日の予報では完全に雨。通常ならあっさりキャンセルする天候なのだが、同伴者がいたことと、新ぺリアとはいえ京カントリーでの初めての競技参加ということで、2月にしては暖かいという天気予報を信じて雨中プレーを覚悟した。

6時半、いつものように近所のメンバー二人を拾って首都高から京葉道路へ。
既に都内では降雨があったのだが、千葉県に入ると一転して雲が高くなり路面も乾いている。「これなら全然問題無い」という言葉に「これに騙されてスタートした途端に大雨になったりするんだよね」と返しながら、それでも天候が少しでも良いことを祈ってコースへと向かう。

クラブハウスでは入り口の正面で、運営推進委員の方が如月杯の受付をされている。
早速、エントリーしてロッカーカードをもらう。この如月杯の運営は、全てメンバーによるボランティア。メンバーの自主的な競技会が開催されているのは非常にめずらしいし、クラブに対して要求をするだけでなく自ら運営に入っていくことは、クラブライフを作り上げていくという意味で大きな意義があると思う。そして、何よりこういった動きがメンバーのクラブへの愛着に繋がっていくのだろう。

スタートまでに時間があったので練習場でウォーミングアップ。
練習場は駐車場の奥にあってクラブハウスから練習場まで少し歩くので、コインを多めに買っておいて練習をしてから車を置いてエントリーすると良いと教わったので、今回はコインを5個買ってみた。1コイン210円だが、これで50球打てるのでスタート前の練習としては十分な量だ。

OUT 9:00スタート。予想通りというか、雨はシトシトと降り続くようになった。
往路のコンビニで急遽購入した下半身のレインウエアは、サイズが合わずに非常に窮屈。
それでも、無防備でラウンドできるような状況ではなく、我慢せざるを得ない。

前週の練習で、アドレスを少し立ち気味にして肩の入る場所を作るとスムースに振れることに気付いたのと、縦振りのスイング軌道がやっと自分で意識できるようになってきたこともあり、ドライバーを初めとするショットについてはかなり改善がみられるようになってきている。
ただ、アプローチについては相変わらず「下手くそ!!」。
特に、雪の影響で痛んだ芝が雨に濡れている状態では全く歯がたたず、グリーン周りに来てからで何打も費やす展開。
それでも、わずかに小降りになった雨の状態にも助けられ、6ホール目までで8オーバーは最近のスコアとしては天候を考えるとまずまずと思っていたのだが、残り3ホールで13オーバーを追加して57と無残なスコアになってしまった。

傘をさしてはいたのだが、ショットの際には上半身が雨に直接打たれるため、背中が冷えきってしまっている。
でも、やはり昼食時には生ビールを頼んでしまうのは性分というやつだろうか。
前回、フカヒレ丼が非常に美味だったのだがメニューが変更されてしまっていた。でも、フカヒレがどうしても食べたくて、420円の追加料金を支払ってフカヒレ ラーメンをオーダー。期待通りの美味で、つい二杯目の生ビールを飲んでしまった。

同伴者は芋焼酎のお湯割り。
結構、オイシイ銘柄の焼酎がボトルキープできることが判明。次回、是非、ボトルを入れようということで話がまとまる。

INに入ると降雨も本格化。更に風が出てきて、後半は嵐のようになってきてしまった。
14番を終える頃には全身ずぶ濡れ。傘など何の役にも立たないので持つこともしなくなってしまった。
「こんな天候の日にプレーをし続けるなんて、なんて物好きなんだろう」と言いつつ、それでも「こんな天候でゴルフをするのは貴重な体験でもあるなぁ」などと考えている。
やはり、京カントリーのコースが好きになる性格はMタイプなのかもしれないなぁ。

カジュアルウォーターの救済を受けてもドロップする場所が無いぐらい水を含んだ芝のアプローチやパットに悩みながら、それでも上がり3ホールを何とかボギーであがって52回。

ショットの回復に伴って、少しずつだけどスコアも回復基調。特に右へふかすOBは身体が流れてしまった一発だけで、池へのボール寄付も無く、全体に良くなってきているような気がする。
課題はやはりアプローチだ。

できるだけロッカールームを汚さないように、キャディマスター室の前に用意されたタオルを借りて、ずぶ濡れの身体をきれいに拭いてからクラブハウスに入る。着衣を全部とって階下にある浴室に下り、冷え切った身体を洗ってからどっぷりとジャグジーに浸る。
う〜ん、極楽・・・(^^)v

サウナで一気に温めるのではなく、半身浴などを織り交ぜながら足元からゆっくり温まってからラウンジへ出る。
帰路の運転担当なのでビールを飲むわけにはいかないが、マッサージチェアでじっくり全身を揉みほぐして、すっかりリフレッシュした。

ラウンジに表彰式の案内があり、乾いた服に着替えてすっきりした格好で2階のパーティールームへ。スタート組の立て札がテーブルに配してあり迷わずに着席することができた。こういう細かい配慮はとても有難い。

悪天候で近隣のゴルフ場は入場者が一桁だったようだが、京カントリーは30組近い来場があったとのこと。確かに、如月杯でなければキャンセルしていただろう。

ずらりと並べられた賞品をちらちらと伺いながら、軽食をつまみ、ノンアルコールビールをいただく。新ぺリアでのハンディ戦なので、出来不出来も運の要素が多少あるが、結果は23位で千円の「プレー券」をいただくことができ非常に満足のいくものだった。

優勝賞品はキャディバックと米20kg。
実は九十九里でとれる米は本当に美味しくて隠れた銘柄米だと個人的には思っている。

京カントリーでは、表彰式に参加されない方は賞品を受け取れない、というルールがあるようで、少し多目に余った「プレー券」をめぐって、最後に全員参加のジャンケンで争奪戦。何故か、我々は勝負運がついていたようで3人で合計2万円分の「プレー券」をゲット!
次回、余裕で焼酎のキープができることとなり、悪天だったことなどすっかり忘れて、非常に満足のいく一日を過ごした気分でゴルフ場を後にすることができた。

京カントリーに入会して、まだプレーは数回しか行っていないが、とにかく行けば行くほど居心地が良くなりそうな雰囲気で、入会して本当に良かったと満足している。

今回は悪天やコースと戦うのに精一杯だったが、余裕が出てきたら、是非、マイ目土袋を持参してコースメンテナンスにも協力していきたいと思う。