芝先案内人のコース拝見
不覚にも健康を害してしばらくゴルフが出来ない状態でした。
特別編として、今回はゴルフと健康について考えてみます。
だいぶ以前に読んだ本に書かれていた言葉を思い出しました。
人間って愚かな生き物です。失ってはじめて判る大事なものがあります。
数年前に父親を亡くし、親のありがたさがその後になって判りました。
それからしばらくして、色々なことを教えてくれたゴルフの仲間である先輩を亡くして
また、気が付きました。数年前にも病気で一時入院したことがありますが、またまた今回も。今回は閉塞性動脈硬化症です。私の場合は診断によると体質的、遺伝的な要因が大きそうです。毎年の人間ドックをしっかり受けていたにもかかわらず・・・・・。
幸いにも足の動脈だけで、脳や心臓の血管はダメージがないそうなので一安心でした。
一時的ではあるけど食事と下の世話を人様に頼る経験をして、寝たきりの方の気持ちが少しは解った気がします。頭では分かっていても実際経験した者でないとね。
これを機に25年以上吸っていた煙草とは、さよならです。
普段は当たり前のことがいつまでも続くと考えていましたが、いとも簡単に突然終わってしまう可能性があると思い知らされた瞬間です。
何をするにもまず健康が第一です。ゴルフを楽しむには、はじめに書いた7つの項目が全て揃っていることが大事です。今回のことで改めて考えたことは、人間生きていくには目に見えなく形にすることの出来ない数多くのことに支えられて成り立っているということでした。まさに、「色即是空、空即是色」
皆さん、これからも健康と家族と仲間、まわりの全てのものに感謝してゴルフを頑張りましょう!!
掲載日 2007年7月20日