ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

クラブハウス

練習グリーンとクラブハウス

玄関ロビー

レストラン

ハウス前の空滝

ロッカールーム

コーストイレ

トイレ表示

17番ティから望む市街地

11番セカンド地点

1番

2番

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17番

18番

今年もよろしくお願いいたします。新春1回目のレポートは、埼玉県のコースです。
数多くのコースでラウンドしても、初めてお邪魔するゴルフ場は期待と不安でいつもときめくから不思議なものです。関越自動車道:花園インターから有料道路経由で20分くらいの山中に造成されています。
ピート・ダイ設計のコースですが、さすがのゴルフコース設計の鬼才でも山岳地形には手を焼いたように感じます。ピート・ダイらしさが感じられませんでした。
今回初めてお邪魔しましたが、聞きしに勝る山岳コースでした。
それでもOUTコースは、良くあるタイトな設計で打ち上げ、打ち下ろしも許容範囲になると思いますが、INコースは狭い、打ち下ろし、打ち上げ、点で運んで行かなければボロボロになってしまうようなレイアウトで、呆気に取られるホールが続出です。
8番Par3はピート・ダイ特有の浮島グリーンにはなっていますが、距離的にも造形的にもその迫力は感じられませんでした。
後半の出だし10番はセカンドから打ち上げ、左側はずっとOBで右も法面の上はOBと狭く神経を使います。11番は豪快なうち下ろしの左ドックレック。
13番Par5は最初から最後まで壮絶な打ち上げで、右側はがけ斜面と驚愕のホール。
14番Par4は、ティショットで130~140ヤードにレイアップしないとその先は谷になり飛ばす意味がありません。飛びすぎるとロストやOBの危険もあるホール。
17番Par4は超極端な打ち下ろしで、バックティからでも飛ばない私でもドライバーでワンオンも可能なホール。飛ぶ人ならばアイアンでも乗るでしょう。但し右は即死、左も曲げると即死と痺れます。打ち下ろしが激し過ぎて、フェアウェイは見えません。そのため、フォアキャディが配置されていました。
INコースは兎に角、狭く方向性重視の神経戦のハーフです。
メンテナンスはまあまあ??いや、あまり良い方ではありません。グリーンは芝が伸び気味でとても遅く、傾斜がきついのでしっかりと打っていかなければなりません。パット数も普段より多くなります。
当日はバックティでのプレーでしたが、6,630ヤードで打ち上げもあるとはいえ、打ち下ろしも多く距離は短いです。普段は方向性に定評の私も3個のボールを喪失。同伴者に至っては、数知れずのボールを寄付していました。「みんゴル」を現実の世界に持ってきたようなゴルフ場でした。
クラブハウスはバブリーな作りで、宿泊ルームも完備してあり、高級感は漂っています。
ハウスはじめコース内でも、至る所でバブリーな時代を感じさせる遺産が点在していました。プレー代はリーズナブルなのに、昼食代が未だにバブッていたのは驚きです。

掲載日:2012年01月05日

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