ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

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クラブハウスと紅葉

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18番セカンド地点

東北自動車道:栃木インターから20分ほどの丘陵地にあるコースです。
今回、はじめてお邪魔をして来ました。
開場して17年が経過していますが、クラブハウスは凝ったお洒落な設計で開場当時の高級コースを偲ばせます。また、駐車場の一台あたりのスペース(横幅)がとても広くて、たぶん大型外車でも楽に駐車できるように考慮されているのでしょう。
さて、コースですが、栃木県によくあるレイアウトのゴルフ場で、山の斜面を雛壇上に造成して作られています。基本的には左右ともにOBですが、片方は法面になっていてOBラインはその上だから谷面だけを注意すれば問題ないでしょう。
プレースタイルは、乗用カートのセルフプレーとキャディ付です。
このコースの売りは、日本でも数少ない「ピュアーサンドグリーン」でグリーンキーパーがこだわって手塩に掛けた高速のグリーンです。
プレー当日も11フィートのスピードで滑らかな転がりでした。
ベントの1グリーンは大きくて、極端なアンジュレーションではないけれど複雑に入り組んだ形状の高速グリーンだからゴルフの醍醐味は150%味わえます。
全長はバックで6,621ヤード、レギュラーでも6,084ヤードとそれほど長くも無く、雛壇上のレイアウトだから、グリーンを高速化することで特徴を出している点は大いに評価できます。
昨今の一律にラフを刈り、グリーンを遅くして、効率のいい回転を図る運営よりは、特徴を際立たせるアピールポイントを売りにするのは一つの戦略ですね。
総じてフェアウェイ、ラフの手入れも良く管理されていて、プレーしていても気持ち良く満足できます。ここまでのスピードと傾斜があると、短くても気の抜けるパットが18ホールで1回もありません。神経が心地よく疲れるゴルフが楽しめました。
特に5番Par4は、グリーン右に外すと乗せるのがとても大変です。止まりかけたボールが傾斜に戻されて、ドンドン加速してもとのラフまで転がり出てきます。
どのホールも上に着けたら、痺れるようなパットになってしまうのを覚悟しなければなりません。パターでグリーンの外まで転がしてしまうことも多発します。
評判の高速グリーンを、一度味わってみてはいかがですか?
セルフプレーでしたが、プレー後の係りのキャディさんたちのクラブ拭き対応は、今までどのゴルフ場でも経験ないくらい丁寧で感心するものでした。

1番

2番

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掲載日:2009年11月24日

永野ゴルフ倶楽部のゴルフ場レポート