ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

千葉県市原市にあるタクエーＣ．Ｃ．に初めてお邪魔しました。
その昔は、「武道Ｃ．Ｃ．」の名称で、その後「八房Ｃ．Ｃ．」と変わり、現在は不動産販売会社のタクエーの運営になり名称も再三変更されてパブリック運営なっています。
数年前に新築されたクラブハウスは一風変わった半円形の外観で、上層階にはホテルも併設されています。豪華なクラブハウスは、いやみの無いシックな雰囲気を醸し出し落ち着きがあります。レストランも落ち着いたムードに溢れて、とても気に入りました。
また、メニューに関してはお手頃価格で良心的な設定になっているのが良かったです。
風呂場はサウナもあり、水風呂も完備され、さらには天然温泉の露天風呂（真っ黒な湯）でリラックス出来ます。
２５年以上前の開場で、往年の「日本一のレッスンプロ」と称された小松原三夫氏の設計による庭園を思わせる２７ホールで、ＷＥＳＴ～ＥＡＳＴ～ＳＯＵＴＨの構成になっています。
今回はＥＡＳＴ～ＳＯＵＴＨのラウンドでした。聞くところによると、ＷＥＳＴコースが距離もあり癖の無いレイアウトのようです。
ＥＡＳＴコースは、一番距離が無くて、打ち上げ、打ち下ろしが厳しくなっているホールもありました。１番ホール脇には、龍の彫刻を施した滝が流れ落ちているのも珍しい風景です。
ＳＯＵＴＨコースは、緩やかな地形だけど左右が絞られるレイアウトです。
全体的にグリーン周りは砲台が多くて、こぼした時が難しいアプローチになります。
どちらのコースも風の影響を受けやすい打ち下ろしだったりして、特にＰａｒ３の距離感が凄く難しいと思います。
印象の残るホールはＥＡＳＴ３番、距離の無いＰａｒ４フェアウェイ真ん中にバンカーを配し、バンカー内には中ノ島があり松ノ木が生い茂っていました。
ＳＯＵＴＨでは５番、Ｐａｒ４左サイドが大きくえぐれたＯＢとバンカーだらけのホール。
７番Ｐａｒ３は打ち下ろしの浮島グリーンのような感じになっています。
フェアウェイ等一部に水はけの良くないところが結構目立ちましたが、一番感心したのはグリーンの手入れの良さでした。ベントの２グリーンで、どちらのグリーンの状態も申し分ない仕上がり具合でした。速さこそはありませんが、グリーンの美しさには驚きました。
フェアウェイ、ラフのメンテナンスを良くしたら文句なしの状態になると思います。