ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

千葉県夷隅郡大多喜町の丘陵地にレイアウトされた18ホールです。やはり、交通事情にやや不便さもあるためか料金設定は日曜日セルフプレーで@14,000ほどのリーズナブルになっています。昭和54年に南千葉ゴルフ倶楽部でオープンして、当初からホテル、テニスコート、プール、焼肉店などが敷地内にあり総合リゾートとして開発されていました。
その後、同じ敷地内に日帰り入浴の温泉施設「大多喜沢山温泉」がオープンしました。
現在は経営が新興レジャー会社に変わり、名前も「南千葉ゴルフ&リゾート」と変更されています。ちょっと遠いので、みんなでホテルに泊まってゴルフ合宿なんかには経済的でお奨めです。ゴルフ場とホテルの浴室は温泉ではありませんでした。ホテルから1kmほど離れた同じ敷地内の温泉施設は別料金で、宿泊者やゴルフプレーヤーは割引価格(700円)、日帰り客は1,550円で利用できます。この温泉は冷鉱泉を加熱して利用しています。色は琥珀色ですが、湯船に満ち溢れた状態だと真っ黒で浴槽内が何も見えません。露天風呂、サウナ、水風呂、冷鉱泉風呂、漢方風呂等の他に休憩室、レストランと充実しています。
さて肝心のゴルフコースですが、広い敷地に沢の部分を利用してゆったりとレイアウトされているので、隣ホールとの距離がしっかりセパレートされてホール毎が独立した空間になっています。打ち上げ、打ち下ろしはそれなりにあるけれど乗用カートだから問題無しです。ただ、同敷地内にあるテニスコートや温泉施設に行く道路がティインググラウンドやフェアウェイのすぐそばを並走しているので9番ホールだけは右側の通路を利用する車に十分すぎるほどの注意が必要です。
フェアウェイのメンテナンスは、まずまず良く出来ています。グリーンに関してはスズメの帷子が少し混じっていて残念でした。バックティから全長6,491ヤードと距離的にはコンパクトになっています。その分、左右のOBが迫ってタイトになっていたり、OBの谷越え有りと神経を使います。ドックレッグを多用してある設計だから、打ち込みには注意が必要です。
12番560ヤードのPar5はグリーン手前150ヤード辺りから右90度直角に曲がり、飛ばす人はセカンドでOBの山越えで見えないグリーン方向に打って行く事になります。OBの山の向こう側にもOBの谷が右側に潜んでいるのでセルフプレーだと戸惑い苦労します。全体的にバンカーはあまりハザードとして役立っていないと思います。

1番

2番

3番

4番

5番

6番

7番

8番

9番

10番

11番

12番

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17番

18番

掲載日:2008年10月28日

南千葉ゴルフ&リゾートのゴルフ場レポート