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ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

クラブハウス

レストランから池越しに茶室を望む

花が生まれると書いて、【はなお】と読みます。
何と雅な響きでしょうか。クラブハウス脇には、茶室まで作られていました。
ゴルフ場にある茶室なんて、誰が使うのでしょうか?バブルの遺産の一つですね。
余談ですが、同じ旧日東興業系コースで群馬県にある「緑野(みどの)C.C.」はレストランに能舞台が設備されています。あの時代ってどんな考えでゴルフ場を作っていたのでしょうか?今更ながら狂乱の時代だったことが思い返されます。
本題に戻りますが、千葉県勝浦に近い大多喜町の山間に造成されたゴルフ場なので交通の便に難点があります。
小林光昭氏の設計による池を多く取り入れた美しい18ホールです。
名前の通り、コース内には四季それぞれに花が楽しめるように豊富な種類の花木が植林されていて、ティインググラウンド脇にはそれぞれのホールの特徴となる樹木の説明板が設置されています。
小林光昭氏の特徴である池の配置は、INコースに見事に表現されています。
14番から18番は池が絡む景色の美しいレイアウトです。
特に15番Par5は攻略ルートが2つ用意されています。浮島のフェアウェイを使うルートと左のフェアウェイを迂回するルート。浮島まではバックティからキャリーで200ヤード超で届きますが精神的に痺れます。また飛びすぎて250ヤード越えだとその先の池に掴まってしまいます。迂回するルートは池のプレッシャーは少なくなりますが、2打目でどちらのルートからでももう一度池越えです。
開場当時は接待コースでバブリーだったのでしょうが、現在はアコーディア傘下でセルフプレーも多くその面影が薄くなっています。そのため、グリーン上のボールマークの修復をしていないのが凄く目立ちました。プレーヤーの責任を求める必要があると思います。ディポット跡も結構目立ちました。綺麗なコースなだけにとても残念でした。
コース素材の秀逸さは十分なので、交通の便が改善されたらとても人気が出ると考えられますが現状ではそこまで期待出来ないから、まあ、勝浦辺りか養老渓谷近辺に宿泊してのゴルフが無難なのかもしれません。

1番

2番

3番

4番

5番

6番

7番

8番

9番

10番

11番

12番

13番

14番

15番

16番

17番

18番


掲載日:2008年03月25日

花生カントリークラブのゴルフ場レポート