ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

レストランからの眺め

ドライブレンジ

クラブハウス外観

クラブハウステラスからの眺め

アプローチ練習場

4番グリーン手前からハウスを望む

以前にもレポートをしていますが、神奈川県内の超名門コースの一つです。
赤星六郎氏設計の林間コースで、小田急線中央林間駅のすぐそばにあります。
ゴルフ場を取り囲むように住宅が広がり、高層マンションもそびえるようになって、景観的には残念に思うところも有りますが、この立地条件では住宅に取り囲まれてしまうのは致し方ないでしょう。少し離れたところに、今年日本オープンが開催された「相模原ゴルフクラブ」があり年配の人は昔の名残で、相模カンツリー倶楽部を【旧相模】と呼び、相模原ゴルフクラブを【新相模】と呼んで区別しています。昭和6年開場の社団法人制で会員権は譲渡不可だから売買は出来ません。林間コースとは言え、松林が密集しているわけではないからプレッシャーはさほどでもありません。OUTコースは開放的で、INコースの方がまだ林間風な趣があります。それよりも、クロスバンカーが厄介です。グリーンまでの距離が結構残っているクロスバンカーは砂が少なく、顎も高く大叩きの可能性を秘めています。ラフも中途半端に延ばしてあるので果敢に挑戦したくなるような設定だから無理をして、はまってしまう罠があります。グリーンは砲台型が多く、比較的止まりにくくなっています。メインのペンクロスグリーンとサブのサウスショアグリーンの2ベントです。バックティからでもペンクロスグリーンで全長6,530ヤードと短めですがコースレートは71.7となっています。サウスショアグリーンのバックティからで70.7のレートです。グリーン、フェアウェイ等メンテナンスは申し分なく出来ていました。
接客に関しても、以前にお邪魔した時よりは好感が持てました。
総じて距離が短いし、隙間の多い林だからプレッシャーも無く好スコアが期待できそうですが、その為には注意するポイントが2つあります。第一にバンカー、先にも書きましたがクロスバンカーとガードバンカーを避けること。第二にラフを侮らないこと。フェアウェイを絞ってラフのハザードで距離の短さをカバーしているような感じです。その象徴が8番Par4で、レギュラーティから304ヤード、バックティからでも318ヤードと短めですがクロスバンカーが深く掴まると出すだけ、グリーン周りは前も後ろも深いガードバンカー、グリーンは奥行きが無く小さめな砲台で、外すとバンカーの餌食になります。視覚的に緊張させるデザインになっています。
所謂名門ですが、平日飲食込みで3万円を超える料金とコース素材とを天秤にかけた場合のバランスに疑問符を感じてしまいました。また、上空は近くにある米軍厚木基地の飛行ルートになっているため戦闘機の爆音が気になるのも考えものです。

1番

2番

3番

4番

5番

6番

7番

8番

9番

10番

11番

12番

13番

14番

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17番

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掲載日  2007年11月6日

相模カンツリー倶楽部のゴルフ場レポート