ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

5年ぶりにお邪魔しました。館山自動車道:貝塚インターから7kmほどの便利な場所です。経営母体は瀧波ガラスで、開場して50年近くの歴史があります。
陳清水氏設計の林間コースで、最近ではクリスタルガイザー女子トーナメント開催コースとして知られています。初めてお邪魔した時は歩行プレーでしたが、数年前にリモコンカートが導入されています。林間コースのわりに、アップダウンが数ホールあるので真夏のラウンドには乗用カートは助かります。火曜日と金曜日はセルフプレーの枠を設けているそうですが、メンバーさんが同伴していないとセルフは許可しないそうです。通常は全てキャディ付きプレーだとのこと。
プレー当日は社会人2年目の元大学ゴルフ部出身で、JGAハンデ5下の人が一緒だったのでチャンピオンティを申請してのラウンドです。メインの高麗グリーンで全長6,825ヤードのコースレート72.2です。
OUTコースは打ち下ろし、打ち上げが顕著に現れます。
ティショットで打ち下ろし、セカンドショットで打ち上げとなるレイアウトのホールが続きます。3番Par3は10ヤードくらいの打ち下ろしを計算した方が良いかもしれません。4番Par4と6番Par3のティインググラウンドは交差するような配置で両方のティインググラウンドに人が入った時は心理的にやり難く感じるので譲り合った方がいいですね。また、4番Par4と8番Par4はクロスバンカーの位置だけが左右対称で見た目には似たホールに感じます。
INコースはフラットで距離もあるタフな作りです。特にPar4で400ヤード超が3ホール、Pra3が2つとも197~201ヤードになります。13番Par3はチャンピオンティからだと池越えで201ヤードとやり応えのあるホールでした。15番Par5は494ヤードの表示でしたが実際はそれよりは短めだと思います。飛ばす人には2オンのチャンスがあります。メンテナンスは申し分ない状態です。この夏は他のコースでも高麗グリーンに遭遇する回数が多かったのですが、このコースの高麗グリーンのセッティングが個人的には一番良かったと感じました。
比較的メンバー層も高齢者の方が多いようで、落ち着いたムードが漂っています。都心からも近く、上質なコースを捜している方にはお勧めです。
余談になりますが、ガラス会社が親会社だけあって、ティマークは全てガラス製のものです。

掲載日:2007年09月04日

京葉カントリー倶楽部のゴルフ場レポート