ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

7年前にメンバーの方とお邪魔したきりで、今回で2回目です。
7年の間には、破綻、経営母体の変更と色々有りましたが、今は再生に向けて頑張っています。
東北自動車道:上三川インターからでも、常磐自動車道:友部インターからでも同じくらいの距離でインターから1時間はかかります。
開場して30年以上の歴史がある、井上誠一氏設計の27ホールの丘陵コースです。
その昔、映画撮影で烏山町を訪れた篠田正浩監督が気に入ってメンバーになったと雑誌のインタビューに載っていたのを記憶しています。現在は篠田監督が倶楽部役員の会長を務めていて、元気に今でもラウンドしているとキャディさんが言っていました。
クラブハウスは19年前に新築したもので快適ですが、27ホールにしては風呂場がちょっと手狭かと感じます。
コースは本丸、二の丸、三の丸と広々とレイアウトされて、井上誠一氏が女体の曲線をイメージして造形しています。特に本丸コースには通称おっぱい山と呼ばれるものもありその象徴となっています。
乗用カートのプレーで、キャディ付とセルフの選択制です。
距離もあり、池とマウンド、砲台グリーンに複雑に交差するアンジュレーションはゴルフの醍醐味が味わえます。フルバックからだと3コースどの組み合わせをしてもコースレートが73以上とタフです。飛ばし屋にも豪快なショットが堪能できる開放的レイアウトだからお勧めです。
二の丸4番Par3はスコアカード表紙にも採用されている印象深いデザインでした。
三の丸8番Par5はグリーン手前に池があり、そこから流れているクリークがコース右サイドに横たわる綺麗なホールです。
東京からは交通の便がネックですが、プレーするだけの価値は十分にあります。クラブハウス近くにロッヂがあり宿泊してのラウンドがお勧めです。ちょっと離れたところにはコテージも数棟用意されているのでグループの場合、貸切利用だと周りを気にしなくて済むので最適です。車で1分ほどの入り口付近には焼肉等を楽しめる食事処も直営であり設備は充実しています。
料金的にもリーズナブルな上に、昼食は通常価格の半分に値引きして立地の不利をカバーするような努力をしています。また、接客も親しみのある対応でとても気に入りました。

掲載日  2007年5月8日

烏山城カントリークラブのゴルフ場レポート