ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

常磐自動車道:谷和原インターからおおよそ30分くらいのフラットな土地にコースはありました。開場して40年以上のコースで、確かにクラブハウスの外観は心細くなるものがありますが内装は問題なかったですね。浴室はちょっと狭く感じます。脱衣所も一種レトロの感じで子供の頃の懐かしさがよみがえりました。現在は完全セルフプレーで運営されています。2人乗り乗用カートで原則4名に1台だから他の2名は歩行プレーになります。全員がカートを利用したければ、前もってリクエストすれば1組に2台手配してくれます。その際はカート代が追加発生します。フラットなコースだから歩いてもそれほど苦にはならないと思います。コース内にはカート道がないので、フェアウェイ、ラフに乗り入れてプレーすることになります。そのわりにはフェアウェイの状態が良かったから感心してしまいました。また、インターバルのカート道は未舗装の砂利道だから運転には注意が必要です。プレー当日はクラブハウス前の梅ノ木が満開で梅園のような雰囲気に感激しました。レストランは朝の営業をしていないので、スタートテラスのところに軽食がとれる建物があります。その近く一帯は練習グリーンとアプローチ練習場、バンカー練習場と広大に確保されていてビックリしました。OUT、INともにそこから少し離れたところにティインググランドがあります。とっても残念なことが一つ、それはINコース10番のすぐ脇と折り返しの11番グリーン奥の一帯が廃棄業者の廃棄物置場になっていて景観を壊していることでした。OUTコースは変則のPar36で7番ホールがPar6になっていてPar5は1個もありません。INコースは通常のPar36です。
バックティからのプレーでしたが全長で6,180ヤードと距離は短めです。その分、フラットな林間風なのに結構トリッキーなレイアウトになっています。
超難所ホールは11番Par4で361ヤード、グリーン前に大きな池があり池はOBです。第1打で180ヤード以上打つと場合によっては転がり下って池に入ってしまいます。180未満にレイアップしても2打目で残りが180ヤードも残り池越えの難しいショット。7番Par6は638ヤードで距離的にはPar6でなくてもと思えますが、ティインググラウンドから左側はずっとOBが続き、200ヤード先の正面にもOBが入り込んでいて1打目の落とし場所が非常に狭く、トラブルになりやすい設計です。
ベントと高麗の2グリーンでメインが高麗。当日使用したベントはとっても小さくて乗せるのに苦労しました。従業員の方たちはとっても親切で高感度アップです。昼食の酢豚膳の味ははっきり言って全然ダメで期待度ダウンです。

掲載日:2007年03月27日

新東京ゴルフクラブのゴルフ場レポート