ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

今回は福島県浜通りの老舗ゴルフ場である小名浜C.C.にメンバーの方とお邪魔して来ました。
常磐自動車道:いわき湯本インターから25分ほどの立地にあります。
東京から片道200km、約2時間ちょっとの行程です。
丘陵地にレイアウトされて、開場して30年の歴史が刻まれた落ち着いたコースでした。
クラブハウスは広々として、レストランの天井も高くゆったり感が十分で、平屋建ての機能性のあるものになっています。
過去にも何度かレポートの中で書いていますが、平屋建てのクラブハウスは理想の設計だと思います。立体的な移動より平面的な移動の方が使いやすく、居心地は良いですからね。
さて、肝心のゴルフコースですが、東、南、西の27ホールでフェアウェイも広々とした解放的な印象でした。
当日のプレーは、西―東の18ホールです。
法面と松林、谷越えなどの丘陵コースの中にも豊富な松が風格を感じさせます。
打ち上げ、打ち下ろしが適度に配置されて変化もあり楽しめます。
高麗とベントの2グリーンですが、高麗グリーンは現在順次剥がしてベントグリーン化の工事が進行中です。
メンテナンスもまずまず良い感じにされていました。
ベントグリーンは見た目では、それほどの感じがしませんでしたがパッティングをすると滑らかな転がりで、速さもあり素晴らしい状態に驚きました。芽のビッチリ詰まったグリーンはなかなかのものです。
リモコン式乗用カートで、セルフとキャディ付きの選択制になっています。
氷雨、強風の中でセルフプレーだったから、辛いものがあります。
老舗コースだけあって、日曜日セルフプレーで1万円ちょっとと、ゴルフ激戦区いわき地域にしては料金的にやや割高な設定になっています。
西、東コースはドックレッグホールが多く、ティインググラウンドからグリーンが見通せるホールが少なかったですね。広々とした感じであっても、セカンド以降を考えると第1打は絞られたエリアに運ばなければ苦しめられます。
一つ残念だったことは、折角の松が虫の被害で赤く枯れたり、伐採されたりでところどころ減ってきていることです。もう、これ以上拡大しないことを願っています。

掲載日:2007年03月20日

小名浜カントリー倶楽部のゴルフ場レポート