ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

開場30年目を迎える間野貞吉氏設計の丘陵コースにお邪魔しました。
地元千葉県出身の有力企業である塚本総業が経営母体です。
昔一度だけお邪魔していますが、そのときに聞いた話しだと冬期の平日はクローズしてメンテナンスに勤しんでいると言う事でした。(冬期間は土日のみ営業)
今回キャディさんに聞いてみたら、今でもその姿勢を貫いているそうです。
3月中旬から平日も営業になるそうですが、経営母体に資金力があるから出来ることなのかなと考えてしまいました。また、会員数が800名程度で預託金制でありながら、譲渡不可だということもこのような運営を可能にしているのかもしれません。
さて、コースについてですが、館山道:市原インターから20分程度の丘陵地に造成されています。コースの手入れに関しては、前述の内容だから最高の状態に保たれていました。
グリーンも密集した芝で、良い転がりをします。
当日はバックティからプレーですが、全長で6,577ヤードと総じて長くはありません。
1番Par4と8番Par4、18番Par4の3ホールが400ヤード超です。
昔は1番がPar5、3番がPar4でしたが現在は1番Par4、3番Par5と改良されています。5番Par4は距離が無いけど、右はOBが間近に迫っているので絶対右に打ってはいけません。
打ち上げ、打ち下ろし、ドックレッグ、池、そして周りの景色を上手く取り入れて、変化をもたせたレイアウトで面白みがあります。
ベントの2グリーンで、呼び名をそれぞれ【チャンピオンシップグリーン】【コンペティショングリーン】と分けていました。メイングリーンはチャンピオンシップグリーンになります。
この内容で、キャディ付き冬期休日料金1万円中盤は納得料金です。
現在はリモコン式乗用カートでのプレーだから、セルフプレーも可能になっていますが、平日のクローズ中を利用して、キャディマスター直々のキャディ教育(ラウンド指導で接客、コース説明、パッティングラインの指示の仕方等)に対する熱意は素晴らしいのもがあると思うので、是非キャディ付でプレーすることをお勧めします。
浴室は決して大きくはありませんが、サウナも完備されています。また、驚いたのは浴室の壁、天井が檜で覆われていて、未だに檜の香りが浴室全体に充満していたことです。
ラウンド後のいろいろな意味での興奮を鎮めるには、檜の香りは効果があります。

掲載日:2007年03月13日

源氏山ゴルフクラブのゴルフ場レポート