ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

【新年明けまして、おめでとうございます。このコーナーも足掛け4年になりました。
こんなに長く続けられるとは想像もしていませんでしたが、「楽しみに見ているよ」と声を掛けていただけるのを励みにやってきました。今年も頑張りますのでよろしくお願い申し上げます。】

新年早々の紹介は、久しぶりにお邪魔しました浜野ゴルフクラブです。
旧日東興業系で破綻後は、会員による独自再建の道を見事に勝ち取り再生した高級ゴルフ場です。館山自動車道:蘇我インターから15分程度の至って便利な立地条件にあります。
井上誠一氏の遺志を継いで、小林光昭氏が形にしてオープンしてから20年超になります。
朝到着して感心したのは、ハウス内の掃除が隅々まで行き届いていたことです。重箱の隅に至るまでとはこのことでした。また、2階のラウンジコーナーには流水が取り入れられて趣向が凝らされています。
次に感心したことは、キャディさんの接客です。言葉使いにも品があり、キャディとして申し分ない仕事ぶりでした。
メンテナンスは勿論文句なしの状態、上質を追求するゴルフ場であるのが判ります。
コースは緩やかな丘陵地に広々とレイアウトされて開放感があります。ベントの2グリーンで旧高麗を「BENT」、従来からのベントを「NEW BENT」としています。
OUTコースは井上色が十分に反映されていますが、INコースは小林イズムが至るところに見受けられるデザインで池が多く配置されています。
バンカーも戦略性を高めていますが、深い顎でないから助かります。砂が少し硬めになっていました。当日はバックティからのプレーでしたが、全長で7,209ヤードと距離もたっぷりです。
全組キャディ付の歩行プレーが原則ですが、一部高齢の体力的に厳しいメンバー用には例外的に乗用カートも用意しているみたいです。
来場者も大人の落ち着いた雰囲気の方々で、上品な雰囲気がゴルフ場に漂います。
平日のプレーでも料金は2万円弱といいお値段ですが、納得する内容のゴルフ場でした。
土日は料金的に敷居が高すぎるかな・・・・。

掲載日:2007年01月09日

浜野ゴルフクラブのゴルフ場レポート