ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

 沖縄本島中部の恩納村にある男子のトーナメントを昔は開催していた旧:大京カントリークラブです。現在はユニマットグループ傘下に入って、名称も変更になっています。
万座ビーチから少し北上した海岸線から入った小高い所にあります。
そのため海を眺めながらプレーできるホールもいくつか楽しめます。
クラブハウスは年期が入って、ロビーも食堂も風呂場もロッカールームも狭く、やや使いにくい感じもしますが、まあ大きな問題では無いでしょう。
コースもクラブハウスのようなタイトなレイアウトで、トリッキーなホールもあるから絶対的な正確性が求められます。
その代わり、バックティからでも全長が6,376ヤードと短くなっています。
飛距離のある人なら、ドライバーは必要ないでしょう。高麗の1グリーンでパットにも神経を使います。
キャディさんから聞いた話ですが、地元県内のシングルプレーヤーも、このコースは一癖も二癖もあると評価するそうです。
アップダウンもそれなりにありますが、海に向かっての打ち下ろしのホールなんかは気分が爽快になります。コース間は松の木を中心に樹木でセパレートされて林間風の印象ですが、ところどころ松くい虫の被害が目立ちます。
松くい虫の被害はゴルフ場だけでなく近隣の自然公園や山にも波及して、ますます進んでいるとキャディさんが嘆いていました。
何とか虫の被害を防がないと、それなりの太さに育った松の木が大変なことになってしまいます。南国リゾートの雰囲気はコース内に点在するハイビスカスの花と海が見えることを除いては、あまり感じられませんでした。
コース自体の印象は、どことなく栃木県に有るような感じのゴルフ場です。
冬場は特に強風が抜けるそうです。南国沖縄のイメージだと、冬でも半袖でプレーが出来るのかなと思っていましたが、キャディさん曰く、冬場は10℃以下の時もあるからコートを着ることもあるそうです。南国と常夏を混同して、勝手に想像していたのは大間違いでした。

掲載日:2006年10月24日

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