ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

那覇空港から車で30分ほどの糸満市にあるゴルフ場です。
目が点になるとは、このことか??
クラブハウスの豪華さには、度肝を抜かれました。玄関(2階)を入って目に飛び込んでくるのは、まるで熱帯植物園のような吹き抜けのロビーが1階から天井ドームまで広がっている光景です。噴水(水は噴出してなかった)も点在し、至るところに彫刻、調度品が配置され、大理石を基調とした内装も重厚でした。ホテルが併設されていない純粋にクラブハウスだけで、ここまでのものは初めての経験です。
ロッカールーム、浴室も写真のような豪華さで圧倒されてしまいました。
サウナに、水風呂、ジャグジー、大きな湯船、総大理石の浴室は見事です。打たせ湯と露天風呂もありましたが、これらは平日だったからか分かりませんが稼働していませんでした。キャディさんの話だと、破綻前はもっと凄かったと言っていました。
午後一番のスタート(12:30)だから、それまでの間に早めの昼食をレストランで済ませます。注文したのは沖縄そば、はじめて食べてみて「そば」というよりうどんとラーメンの中間って感じでした。(沖縄そばは、そば粉を使用せず小麦粉です)
さて、コースですが緩やかな地形を利用して、ロナルド・フリームが設計したリゾートコースになっています。INコースの方が若干アップダウンが有って、ややトリッキーなデザインです。12番Par5は左右ともタイトなホールで正確性が重視されます。OUTコースはマウンドと池が点在する広々と開放感あふれるレイアウト。INコースの方が変化があって印象に残るホールがあります。当日は白ティ(全長6,505ヤード)からのプレーです。
バックティ使用は全員がシングルでないとマスター室が許可しませんでした。
申請用紙には所属クラブを記入するようになっていて、申請書に書かれたハンデを電話で所属クラブに問い合わせると係りの人が言っていました。
グリーン、ラフ、フェアウェイにはティフトン芝を使用しているから慣れるまで違和感があります。やや内陸部にあるため、高台に上がった時は遠くに海を眺めることが出来ます。
目の前が海というシチュエーションでないのがとても残念です。
このコースは沖縄の中では料金が高めになると思います。破綻後であっても会員権相場が100万円を越えているのも納得します。沖縄に行くなら是非プレーすることをお勧めします。


掲載日:2006年10月17日

パームヒルズゴルフリゾートクラブのゴルフ場レポート