ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

昨年に続き2回目のレポートです。
最近では芸能人ゴルフ叙々苑カップの開催コースというイメージがあります。
とにもかくにもメンテナンスが最高のゴルフ場です。今の時代でここまで丹精こめた手入れの行き届いたコースは数少ないと思います。
聞くところによると、数年前から神奈川の某ゴルフ場のグリーンキーパーが迎えられてからは、今まで以上に一層手入れを熱心にする体制になったとのこと。
これだけ良い状態だとプレーしていて、とっても気持ち良くなります。つくづくゴルフコースは生き物だということが思い知らされました。
メンバー中心でゆったりと運営されていて、昼の休憩時間も30~40分以内です。
キャディ付の歩行プレーのみというのも今の時代では貴重かつ魅力です。
メンバー層は中高年の方が中心のようなのでゴルフ場の雰囲気に落ち着きがあります。
距離は短めかもしれませんが、かと言って狭苦しいレイアウトでは決してなく、起伏も緩やかで、総合的に判断して個人的にはとっても好きなゴルフ場の部類です。
落ち着いた大人のコースをお望みの方には、特にお勧めですね。
それゆえに、接待には申し分ないと思います。プレー当日も黒塗りのハイヤーが沢山待機していました。クラブハウスを挟んで左右に駐車場がありますが、私はクラブハウスを背に右側の第二駐車場にいつも止めるようにしています。第二駐車場からハウスまで歩く小道は風情があって気に入っているからです。
南コース1番脇にはアプローチ練習場、西コース1番脇はアプローチ&バンカー練習場があるほか、練習グリーンは南、西、東それぞれに分散しています。ドライビングレンジは南コースと東コースの間に150ヤードほどの距離ですが完備されています。
朝、南コースからスタートだと1番ホールがPar3という別の意味で緊張感があります。
南コース2番Par5は池に囲まれた浮島グリーンの名物ホール。正面花道は狭く左右、奥と池が取り囲んでいるので3打目で正確性が鍵になります。
クラブハウス内装も現代的な中にも木材を多用したデザインで、どこと無くレトロの香りが漂っています。湯船に浸かって正面ガラス越しに眺める起伏のある芝生の借景は、まるでコース内で風呂に入っているような錯覚を覚えます。
フロントやキャディマスター室の方々の対応は素晴らしい接客ですが、レストランに関しては相当改善努力が必要に感じます。

掲載日:2006年10月03日

総成カントリークラブのゴルフ場レポート