ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

関越自動車道経由、圏央道狭山日高インターから5分程度の立地で便利なコースです。
西武グループの経営で唯一のメンバーシップコースだったと思います。
とは言え、会員数が500名程度で譲渡不可の会員権だから、ある種セミパブリック的なのかもしれません。
メンバーボードにはゴルフ場の名前の由来である旧皇族の方や現皇族の方も掲げられていました。
開場40年を越えた歴史ある雰囲気が醸し出されています。
印象としては丘陵の林間風コース。それなりに起伏があり酷暑の中では厳しいかも。
昔ながらの全組キャディ付き歩行プレーです。
赤松が豊富に点在しているので見た目には林間コースを思わせます。
ベントと高麗の2グリーンでメインは当日使用したベントグリーンです。
今回は西~東とラウンドしましたが、他に北コースがあり27ホールになっています。
西~東はバックティからでも全長6,778ヤードとやや短めです。
長いところ同士の北~西の組み合わせでも6,893ヤードだから飛ばし屋さんにはもの足りなさを感じるかもしれませんが、コントロールの精度が試されるので幅広いゴルファーが楽しめるレイアウトです。
個人的に気に入ったホールは東コース6番Par4です。
景観的にとっても落ち着いたムードが感じられるデザインでした。
打ち上げ、打ち下ろしは各ホールに組み込まれているから十分に距離感を掴まないと良い結果が得られないでしょう。
グリーンはまずまずのスピードでした。フェアウェイの状態も良く、夏の時期は芝の伸びが早いからラフもしっかりしていました。
バンカーの砂はきめ細かいわりには重く、砂に負けないようにしっかり振らないとミスします。
クラブハウスは実用本位の合理的な設計で豪華さはありません。
面白いことに、男子浴室にはサウナ室の横に板張りの談話コーナーのようなものがあり、サウナから出て用意されている冷水を飲みながら裸のまま休憩が出来るようになっていました。それなのに、水風呂が無いのが残念です。

掲載日:2006年08月22日

久邇カントリークラブのゴルフ場レポート