ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

夢の島埋立地の公営パブリックコースですが、しっかりした作りでした。
湾岸高速:新木場インターから数分程度で、JR京葉線&地下鉄有楽町線の新木場駅からクラブバスで同じくらいです。
所詮は埋立地の変化のない真っ平なコースと思いきや、さにあらず。
ティインググラウンド周り、フェアウェイ、グリーン周りにマウンドを駆使して視覚的にも変化を持たせてあります。
川田太三、岡本綾子両氏の監修でコースの完成度は高いと感じました。
川田氏が好む二段フェアウェイも何箇所かに配置されたり、埋立地とは思えないくらい起伏を付けてある造成には感心します。
色々なライからのショットが試されるレイアウトになっています。
開場して15年の歳月で、セパレートに使用されている松の木も育ってきているので、
30周年の頃には、立派な松林が期待できそうです。
東京湾に浮かんだゴルフ場だけあって、風が大きく影響します。
プレー当日も強風で、アゲインストのホールとフォローのホールで極端に違うため戸惑いジャッジに悩みました。
メンテナンスは良く出来ていると思います。
キャディさんの話だと、当初は2グリーンでスタートしたそうですが、途中から現在のような1グリーンに変更改造したそうです。グリーンの微妙なアンジュレーションは最後まで読めませんでした。
東京都の外郭団体の管理運営になっていると思いましたが、近々には川田太三氏の関係するゴルフ場運営会社に運営が委託されるそうです。

掲載日:2006年04月11日

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