ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

開場40年以上の歴史を持つ川越C.C.に初めてお邪魔しました。
経営は総武都市開発で、系列に総武C.C.や中山C.C.武蔵野G.C.等があります。
関越自動車道:東松山インターから10分程度と立地条件は抜群でした。
クラブハウスは14年ほど前に建て替えられて、快適な空間のある綺麗なものでした。
2階のレストラン横にあるメンバー専用ラウンジでは、スタート前にコーヒーを飲みながらメンバーさん同士くつろげるようになっています。
中、東、西の27ホールで、メインコースは西~中だそうです。
ベントと高麗の2グリーンでプレー当日はメインの高麗グリーンの使用です。
キャディ付きの歩行プレーが原則ですが、希望により乗用カートも用意されています。
ただ、乗用カートは西コースと東コースだけの利用です。
中コースはカート道がないので歩行プレーのみでした。
我々は、中~東でラウンドをしました。
中コースは、中村寅吉プロの設計でオーソドックスなデザインになっています。
コース途中からフェアウェイがYの字に分かれて、高麗とベントグリーンになるホールが多用されています。
松林が多く、杉、欅、桜と樹木も豊富で丘陵林間風の雰囲気になっています。
バックティからでしたが、全長で6,505ヤード(中~東)と距離としては長くは有りませんが、頭脳プレーをするように設計されているので飽きの来ない面白いコースだと感じました。飛ばし屋さんには、物足りなさを感じてしまうかもしれません。
メンテナンスはまずまず良くされていると思います。
前半、後半でキャディさんは交代しましたが、どちらの方もコース説明、距離の指示等もしっかりして、仕事をきっちりやってくれたので助かりました。
このコースの一番の売りは、景色だと思います。晴れた日は、遠くに浅間山、富士山、男体山、筑波山、秩父連山とコース内で眺められます。
それほど高い山の上に造成されているわけでもないのに、ラウンドしながら関東一円の山々が見られるのも不思議な感じです。
趣もあるし、またお邪魔してみたくなるコースでした。

掲載日:2006年03月14日

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