ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

経営会社が変わって現在の名称になっていますが、以前の「アカデミアヒルズC.C.」に初めてお邪魔しました。館山自動車道:君津インターから30分弱のところです。
 開場して8年目の青木功プロ設計の刺激的なコースでした。
 狭い、難しい、トリッキーと色々噂は耳にしていましたが、百聞は一見にしかず。
無謀にもチャンピョンティからの挑戦に玉砕でした。
 1ペナ、OBに囲まれて確かに狭いです。打ち上げ、打ち下ろし、ドックレック、池、ブッシュも多用されて、ロストボールも多発します。乗用カートのセルフプレーだからなおさら辛い。しかし、それを十分補うためにGPSナビゲーションシステムがカートに設置されています。ティショットの狙い目の案内、ピンまでの残り距離は1ヤード単位で表示、前組のカートとの距離を感知して打ち込み防止にも対応、グリーンのアンジュレーションも表示、進行遅延防止対応、果ては後方のティインググラウンドからカートまでの距離も表示して自分の飛距離も判る優れもの。
 このコースは1度プレーしてみないと攻略ルートが解らないと思います。2回目以降はマネージメントしながら楽しめるゴルフ場でしょう。
 ティショットで狙い打ちが出来ないと、セカンド地点ではスタイミーになる場面もありインテンショナルが打てないとグリーンは捉えられません。
印象に残るホールは7番Par3。手前は大きな池で20メートルの打ち下ろし、フルバックからだと213ヤードです。打ち下ろし分を差し引いてキャリーで180ヤードと思い完璧なショットでも1メートル足りずグリーン手前に池ポチャ。
16番の短いPar4は左右2段に分かれたフェアウェイでティインググラウンドからはコース左側半分しか見えない。飛ばす人はバックティからでもドライバーを使わずにレイアップして行ったほうが良いでしょう。
 完全セルフプレーコースなのに、ここまで手入れが良くされていることにも驚きでした。洋芝のフェアウェイも目土がされて綺麗だし、グリーンも適度な硬さと転がりで仕上がり具合は文句なしでした。
朝一番でコースに到着したときは池の水も凍るほどで、グリーンにもフェアウェイにも霜が降り白くなっていて凍結しているとばかり思っていましたが、流石に房総半島だけあってグリーンは凍ってなく問題なしでした。
 従業員の方たちはみんな若い人で、ハキハキして気持ち良いです。
機会があれば、リベンジをしておきたいコースの一つです。

掲載日:2006年02月07日

ゴールド木更津カントリークラブのゴルフ場レポート