ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

数年ぶりにお邪魔しました。
市原市でも一番奥のほうに位置しているから、館山自動車道:市原インターから結構な距離を走ります。
上野百貨店が経営母体で開場30年弱になる富沢誠造氏設計の丘陵コースです。が、現在はミサワリゾートがコース運営をしているようです。数年前に青木功プロによって1グリーンへ改造されています。
クラブハウスは、純和風の外観でとっても気に入っています。
平屋建てで移動は楽です。内装はどちらかというと山荘風になっています。
レストラン奥には、今は使っていない鉄板焼きのステーキコーナーが景気の良かった頃を偲ばせていました。
乗用カートでのプレーで、キャディ付とセルフになります。キャディさんの人数が10名に満たないようなので殆どがセルフプレーになってしまうのが現状です。
メンバーさんの話だと、メジャー競技の決勝を除いては通常の月例等もセルフプレーだそうです。
さて、コースですがバックティからでも全長が6,808ヤードとそれほど長くはありませんがタイトな作りなので方向性重視のレイアウトです。
OBに囲まれたホールが多く、とても神経を使うでしょう。
名物ホールの13番Par4はグリーン周りが池に囲まれて景観は綺麗ですが、一打目からOBのプレッシャー、2打目にはそれプラス池のプレッシャーと気が抜けないホール。
メンテナンスに関しては、元々の土壌が粘土質なのか水はけはあまり良くないように思います。それでもフェアウェイはまずまずの感じでした。
グリーンは以前プレーしたときもそうでしたが、とても軟らかいグリーンでボールマークが簡単に付きます。各人が意識してすぐに直さないと大変なことになってしまいます。
それと軟らかいグリーンのため、スパイクマークで表面も凸凹が多くパットに影響します。
グリーンのスピードは十分にあるので、コンパクションの調整がもう少しされれば良い状態で楽しめるでしょう。
飛距離のある人は、一打目OBを怖がらずに果敢に攻めていくと2オンでイーグルも狙えるPar5もあります。飛距離、腕前に応じていろいろと楽しめるコースでした。

掲載日:2006年01月24日

加茂ゴルフ倶楽部のゴルフ場レポート