ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

珍しく神奈川県のコースにお邪魔しました。神奈川県のゴルフ場はなかなか縁が少ないのが実情です。今回は高級名門【戸塚カントリー倶楽部】です。
横浜新道:川上インターから5分程度、JR横須賀線東戸塚駅からでもクラブバスで同じ5分程度の至って便利な立地です。首都高湾岸線経由だと渋滞も無く、所用時間は都内から往きも帰りも、ともに1時間弱でした。
間野貞吉氏設計の東コースと井上誠一氏設計の西コースの36ホールです。
その為、クラブハウスは大きく広々としています。8年ほど前に新築したハウスなので綺麗でゆったり出来ます。メンバー用ロッカーは1階ですがゲスト用は地階になり、また浴室が1階にあるためラウンド後の移動が年配者には、ちょっと大儀になるかもしれません。
今回ラウンドした西コースは、井上誠一氏設計の正統派で今年の日本女子オープンの開催会場にもなっています。キャディさんの話では、当初開催は東コースを計画していたそうです。ゴルフ場側もそれに合わせて、コース改造をしたそうです。ところが、東コースの一部にはトンネルがありテレビ中継車両が進入できないために、計画変更で西コース開催になったと言っていました。当然に西コースもグリーンをはじめいろいろと改造したそうです。このコースにはティが白ティ(フロント)、青ティ(レギュラー)、黒ティ(バック)の3種類しかありません。日本女子オープンの際は青ティを使用するそうです。
グリーンは硬く締まって、滑らかな状態で9フィートと表示されていました。
フェアウェイ等のメンテナンスも良くされています。
プレーしてみて意外と狙い所が絞られていると感じました。フェアウェイの巾も狭くなっていてコントロール良く打って行かなければなりません。
INコースのグリーンはストレスがかかるアンジュレーションで、難しくなっています。
これも日本女子オープンを意識して改造した結果なのかもしれません。
メンバーは政財界の富裕層が中心なので、ハウス内の雰囲気もそれなりのものが漂っています。メンバーライフは、社会的に裏打ちされた方でないと心から楽しめないと推測できます。接待等も多いのでしょう、当日も玄関前駐車場には黒塗りハイヤーが多数待機していました。

掲載日:2005年7月12日

戸塚カントリー倶楽部のゴルフ場レポート