ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

館山自動車道:姉ヶ崎袖ケ浦インターから30kmくらいでインターからの所用時間もおおよそ40分くらいです。
千葉興業銀行が経営母体で、開場してからまだ10年弱の新しいゴルフ場です。
亀山ダムのすぐそばだから、コース到着直前にはダムで釣りをしている風景を眺めながらとなります。
山の中の丘陵コースにしては、上手く造成してあるのでアップダウンはそれほど感じませんが、真夏は乗用カートの方が楽にプレーはできるでしょう。
我々はセルフの歩行プレーでした。癖の無いレイアウトなので初めてでもセルフで問題無くラウンド出来ます。数ホールを除き、ほとんどのホールでグリーンが見渡せるのも安心です。4番右に90度ドックレッグのPar4には、フォアキャディがいてちゃんと指示をしてくれるのでとっても助かります。
メンテナンスは申し分無く、とても手入れが良くされていました。
芝付きも良く、グリーンも硬く、気持ち良くプレーできる状態が保たれていることに感心します。
マスター室の話では、最近黒ティをはずしているとのことで青ティからのプレーでしたが
青ティが黒ティの位置にセットされていたので、実質的にフルバックになってしまいました。フルバックでも全長6,733ヤードとやや短めですが充分楽しめました。コースレートは71.7です。
白ティからだと5,818ヤードと極端に短くて物足りないと感じる方が多いと思います。
名物ホールの17番Par3は200ヤードで、グリーン手前がずっと池になるしびれるレイアウトで景観としても美しいホールです。
ベントの1グリーンで、アンジュレーションはそれほどでもないから深読みしなくても良いと思います。
接客も大変良く楽しく1日が過ごすことができました。フロント、食堂、マスター室、それぞれの従業員の方の接客対応には、近年にして久しぶりに満足できる素晴らしいものでした。合理化の潮流にあるゴルフ場業界で、人員を維持し接客対応とメンテナンスの質を落とさず、かつコストパフォーマンスも充分に実現している希少なコースだと思いました。

掲載日:2005年6月28日

亀山湖カントリークラブのゴルフ場レポート