ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

 館山自動車道:市原インターから40分くらいでしょうか、市原市でも奥のほうに位置しています。当初は建設会社の経営でしたが親会社破綻後、現在は韓国系外資の傘下になっています。クラブハウスはスペインのアルハンブラ宮殿をイメージして作られていて、1階がフロント、2階がロッカー室と浴場、3階がレストラン、コンペルームになっています。練習場は200ヤード超で左右奥ともに、ネットが無いので開放感があります。
練習場脇には、宿泊用の建物が有り滞在してのプレーも可能です。
ゆるやかな丘陵地にレイアウトされています。打ち上げホールはゆるやかに最後まで上って行きます。どのホールも視覚的に実際より距離が遠く感じられました。
2番、11番は豪快な打ち下ろしになります。
メンテナンスはフェアウェイを除けば、まずまず良い感じです。フェアウェイの芝が斑な感じがしました。バンカーの砂は柔らかくたっぷりとあるのでバンカーショットはやりやすかったですね。何と言っても、このコースの一押しは景観の美しさです。
レストランから眺める7番、8番、9番ホールは池を囲んで素晴らしいの一言。
池の景観美においては右に出る者がいないといわれる小林光昭氏の設計で、18ホール中10ホールに池がからみます。2番S字のPar5は左の池を怖がらずにフェアウェイ左に運ばないと、セカンドで右から張り出した小高い森がスタイミーになります。飛ばし屋は池を避けながら左フェアウェイをキープして距離を出せば2オンも狙えます。
4番は距離が短めのPar5。フェアウェイセンターを狙って思いっきり飛ばせばここも2オンが可能。11番Par5はセカンドで右の池と左のOBを避けレイアップが無難ですが、飛距離が出る人なら第一打を左山斜面方向から飛ばせば2オン狙えます。
18番ホールはグリーンまで左サイドに池が続くので右側から廻していくのが基本ですが右山斜面もOBなので2打目に注意が必要。半島のように突き出たフェアウェイに1打目で運べばここも2オンが狙えます。飛距離に自信のある方は果敢に挑戦してみては。
但し、どのPar5もグリーン手前に池が待ちうけているから覚悟して狙う勇気が必要です。
現在残っているメンバーの数がとっても少ないみたいなので、競技等もやっていない模様。
その為クラブライフは皆無のように感じます。個人的に破綻前にはメンバーになっても良いかなと真剣に考えていた思い入れのコースなので、一日も早いフェアウェイの回復を願っています。

掲載日:2005年06月14日

米原ゴルフ倶楽部のゴルフ場レポート