ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

 寒い冬には暖かい房総半島南端の館山でと思い、西山興業グループの館山カントリーに初めてお邪魔しました。他に系列として、ニッソーC.C.や大宮C.C.、大宮国際C.C.、サラブレッドC.C.等複数のゴルフ場があります。ここの社長は競走馬の馬主でもあり牧場も所有している競馬界では有名な方だそうです。
館山自動車道君津インターから一般道、その後富津館山道路の竹岡インターから富浦インターまで高速、そこから下道でおおよそ30分くらいで到着です。
将来的に高速がつながれば少しは都心からでも楽になるでしょうが、現在の所は宿泊&プレーが無難です。キャディさんの話だと、横浜方面のメンバーさんが比較的多いと言っていました。金谷港からクラブバスが出ているので久里浜に車を置いて、フェリーとクラブバスで来ると快適だそうです。
そんな訳で、我々も併設の館山グランドホテルに宿泊してのラウンドです。
ホテルやコースからも太平洋が一望でき、海上遠くには伊豆半島、伊豆大島などが大きく眺められます。ホテルの周りに中コース、西コースが有り、東コースは送迎バスで2分ほど離れた場所にある27ホールのゴルフ場です。
キャディ付きとセルフプレーの選択制ですが、セルフプレーはちょっと珍しく歩行プレーで電動手押しカートを自分達で押しながらプレーです。キャディ付きは歩行プレーと乗用カートになります。中コースは開放的なフラットで距離もなく蘇鉄、椰子の木で開放的なレイアウトです。東コースも同じような雰囲気で、松ノ木と若干のアップダウンのある感じです。西コースは松ノ木が比較的多く、個人的には一番気に入ったレイアウトでした。
このコースの一押しは、太平洋の眺望でしょう。リゾート気分でゴルフを楽しむには最適です。グリーンは珍しく高麗の1グリーンで、まずまずの大きさだったこともあってか、とてもてこずりました。冬場の高麗グリーンはとっても速い上に、芝芽の影響もあり難しかった。メンテナンスに関しては、冬なので妥当な範囲だと思います。
房総半島南端は冬でも暖かくゴルファーにはうれしい場所ですが、海がすぐそばのために
強風が通り抜けるので風向きに注意しないとOBに運ばれてしまいます。
ホテルの設備に関しては、内装がたいぶ老朽化してきているのでリフォームの必要性を感じました。天然温泉の露天風呂は、建物から離れているためちょっと面倒になる感じは否めません。やはり露天風呂は大浴場と一緒にあるのが理想です。

掲載日:2005年4月5日

館山カントリークラブのゴルフ場レポート