ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

3年振り3回目の訪問でした。
東関東自動車道:成田インターからおおよそ15分程度の丘陵地に造成されています。
鬼才ピート・ダイ設計によるアグレッシブなゴルフが堪能できます。
ピート・ダイの設計思想通り、距離はなくても心理的影響を考慮した作りです。
うねるようにマウンドをフェアウェイに配し、アンジュレーションのあるグリーンと池のプレッシャー、セカンド地点ではグリーン面を見せないような細工と神経戦のゴルフは必至ですが、それほど狭くはないので動揺することなく普段のリズムが維持できれば大崩にはならないと思います。(実践では中々それが出来ないから苦労するんですよね)
クラブハウスは広々として、ゆったりとしてとっても快適で内装等にも上質感があり、気分良く過ごせます。久しぶりにお邪魔しましたが、春からは経営が替わるとの事なのでその影響か、至る所で工事が行なわれていました。5人乗り乗用カート専用道路の設置が進められています。今まではカート道が完備していなかったので、セルフプレー時に2人乗りカートをフェアウェイに乗り入れしていたため芝生が相当傷んでいます。
プレー当日もフェアウェイでありながらあっちこっちでベアグラウンドが見受けられました。また、水はけもあまり良くない感じです。
ティインググラウンドやフェアウェイの芝の張り替え、バンカーの埋めたて、植樹等改造が進行中です。夏ごろには芝も少しは良くなっているかな……・。
クラブハウスから見える9番、17番、18番は池に取り囲まれて景色も綺麗ですが、毎回池で苦労させられてしまいます。巨大なバンカーや極小のポットバンカー、形状の異なるグリーンと変化が激しく飽きないけれど慣れないと神経が疲れますね。10番ホールのグリーンは世界最小のグリーンだそうです。
当日はブルーティからで全長6,209ヤードのわりに、どのホールも視覚的に遠くに感じる設計でこれもピート・ダイの特徴の一つです。
満員状態でこれだけ癖のあるコースなので、当然進行にも影響して前半は3時間、後半は2時間40分ほどかかってしまいました。
キャディさんをはじめ、従業員の方達の接客は良かったと思います。
メンテナンスが落着いた頃に、また挑戦したいです。

掲載日:2005年3月15日

ザ・カントリークラブグレンモアのゴルフ場レポート