ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

【新年明けましておめでとうございます。昨年もゴルフ場を取り巻く環境がめまぐるしい変化に翻弄された1年だったと思います。数多くのコースで経営が替わり、名称変更等がありました。かく言う私も所属コースの一つが昨年破綻しました。ゴルフが、ゴルフ場が大好きな者にとっては、とってもショックなことです。年も新たまわり新生することを祈っています。今年も皆さんにとって、少しでも役立つレポートにしていくことを目標にやって行きます。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。】

さて、新春第1弾のコースは以前にデサントクラシックを開催したコースで、開場して20年超の歴史が有る太平洋クラブ市原コースです。フェアウェイがエバーグリーンなので、冬場にはコントラストが見事です。前回お邪魔した時は白ティからで、今回は青ティからのプレーでした。ゆるやかな丘陵地にレイアウトされていて、乗用カートだからとっても楽にゴルフが楽しめます。セルフプレーとキャディ付きの選択制です。
2グリーンだったものを片方のグリーンをつぶして運用上は、1グリーンになっています。
いくつかのホールでは、まだ2グリーンの形式が残っていました。
芝のメンテナンスは、良く出来ていると思います。洋芝のフェアウェイもまずまず維持されていました。池とバンカーのレイアウトが頭脳プレーを要求するコースですね。特にバンカーがどのホールも大きく、ティインググランドに立つと目立って強調されるために身体が反応してしまう事がありました。実際には心配するほど捕まらなかったです。グリーン周りには、加藤俊輔氏特有のグラスバンカーも随所に配置されていましたが、ライがあまり良くなかったことが残念です。
13番Par5は、左右がとてもタイトになっているので細心の注意でショットしなければなりません。セカンドで不用意なショットをして、三連続OBを左右に打ち分けてしまいました。18番Par4は、上がりホールに相応しい池の絡んだホールでドラマが演出出来る作りです。接客対応も問題なく、ハウス内の雰囲気も落着いていて楽しい一日が過ごせました。昼食には蕎麦と鮭いくら丼のセットをたのみましたが、ボリュームも有り美味しかったです。
個人的見解ですが、太平洋クラブ系列では御殿場コース、市原コース、美野里コース、益子コース、江南コースがベスト5だと考えます。

掲載日:2005年1月7日

太平洋クラブ 市原コースのゴルフ場レポート