ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

常磐道:水戸インターから13分程度の立地条件にある開場25年のトラディショナルなコースです。
東~南~西の27ホールで丘陵地にゆったりとレイアウトされています。
高低差も気にならずのびのびと打っていけるホールが続きます。
メンテナンスは良く出来ていました。
グリーンはまずまずの仕上り具合ですが、結構芝芽によって思いも寄らぬ曲がり方をするので注意が必要です。
当日は東~南でのラウンドでしたが、なかなかタフでした。
どの組み合せでも、コースレートは72以上となかなか手強いです。
キャディさんの教育が行き届いていることに、とっても感心しました。
接客をはじめ、キャディに求められる能力を充分に兼ね備えている方だったので気持ち良くゴルフが出来ました。
時代の趨勢でセルフプレーも半分近くになっているそうですが、今回のように優秀なキャディさんなら絶対つけるべきです。
これと言って今風な、面白い眼を引くようなインパクトのデザインでは有りませんが、富沢誠造氏、富沢廣親氏の親子による設計で正統派のコースでした。設計家になる前はグリーンキーパーをやっていただけあって、富沢誠造氏の手がけたコースはどのコースも威風堂々とした落ち着きがあります。
クラブハウスは年数を重ねて、それなりに古くなっていますが特に気になるほどではありませんでした。
他の富士カントリーグループと一緒で、朝食バイキングは好評ですね。

掲載日:2004年12月14日

富士カントリー笠間倶楽部のゴルフ場レポート