ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

4年振りの再訪でしたが以前のように素晴らしいコースでした。
違っていた点は外資の運営になって来場者の層が広がったことと、早朝に日の出と共にスタートするセルフスループレーがあることです。
そのためにメンテナンスに支障があるのかなと心配でしたが、コース課の方達の献身的な作業振りでとっても良い状態が維持されていることに感心しました。
酷暑の中でどのゴルフ場も芝の手入れに苦労していて芝が焼けてしまう中にあって、このコースの芝は最高の状態でしょう。
高級接待コースの思想で作られているので、クラブハウスもバブリーです。
ロビーからロッカールームに向かう廊下はその象徴のように圧巻でした。
自然に恵まれた地形を利用して、フラットな林間コースで歩行プレーのみになっています。加藤俊輔氏設計による上品なゴルフ場だと思います。
林と池のコントラストが見事で、目で見て楽しめるコースでしょう。
ベントの1グリーンでそこそこの大きさでアンジュレーションもそれなりに有りますが、深読みせずにストレートが基本のグリーンです。
当日はフルバックからのプレーでしたが、INコースは3,314ヤードと距離的に長くはありません。面白い作りだと思ったのは、16番Par4。
左ドックレックでフェアウェイ中央に杉の木が横切るように一列に並んで壁を作っているホール。左サイドはグリーンまで池が広がっています。
OUTコースは一変して3,697ヤードで、2個のPar5はどっちも640ヤードです。Par3も2個とも200ヤード超とタフ。
最も好きなホールは、5番Par5です。ティインググランドから眺めるホールは林に囲まれて、コントロールと飛距離が要求される刺激的な作り。
また、レストランから眺める9番ホールグリーン周りも一風珍しい景観で気に入っています。

当日付いたキャディさんは同年代のサバケタ気性で面白い人だったこともあり、ゴルフを150%楽しむことが出来ました。
食事も美味しく、コースも上質、接客も良く、STT開発グループの中では、ピカイチのコースだと思います。

掲載日:2004年09月21日

ザ・ゴルフクラブ竜ヶ崎のゴルフ場レポート