ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

南コースは当初からある9ホールと、平成5年に増設した9ホールから成る乗用カートのセルフプレーの運営です。
そのために、南コースに比べてビジター料金が手頃なので仲間内でプレーを楽しむのには適しています。
南OUTは新しく作った9ホールで1番から5番と8番、9番は杉や松を中心に林間風のレイアウトで、4番~7番にかけては開放的な今風のデザインです。特に4番~7番は、大きな池を取り囲むようにアメリカンタイプの丘陵リンクス風の雰囲気で元から有る他のホールとはまったく趣が異なります。
当日は黒ティからのプレーでしたが、なかなかやり応えがあるコースでした。
2番ホールは使用するグリーンによって方向が180度変るという、所謂ツーウェイ方式のような作りで全く違うホールになります。
5番ホールのPar4は黒ティからだと、451ヤードのタフなホールです。
ティショットは左右の池を気にしながら、セカンドはやや打ち上げ、飛距離が無いと苦しいホール。
南OUTコースはいつも風がぬけるので、風を計算することも必要です。
不思議と5番ホールはアゲインストが基本のようです。
うってかわって、南INは南コースと同様の松林の林間で落着きが有ります。
10番229ヤードのPar3も攻め応えがあります。
セルフプレー専用コースにしては、フェアウェイの芝は最高でした。まさに緑の絨毯の表現がピッタリするくらいです。南コースよりも芝は良い状態に感じました。
AグリーンとBグリーンの2ベントで、当日はAグリーンでしたがそれほど速くは無かったですね。
基本的に受けグリーンで、アンジュレーションが複雑でないから、ピン手前につけるのがベストです。
横につけると、曲がりの計算が微妙に難しくなります。当日くらいの速さなら横からは、ちょっと余分に山をかけたくらいで良いかも。
「重厚感のある南コース」と「カジュアルな南コース」で江戸崎カントリー倶楽部は2倍楽しめるゴルフ場です。

掲載日:2004年06月25日

江戸崎カントリー倶楽部のゴルフ場レポート