ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

メンバーの方とお邪魔してきました。
とにかくこのコースには度肝を抜かれます!
まず、道路際の入り口からして城門のような迫力、傍らには警備の方が待機していて敬礼まで…・。全てが純和風の思想で貫かれています。
クラブハウスは巨大で、天井が高くゆったりとした空間で、内装には全て石材が使用されているのにも驚きでした。18番ティから眺めると、鳳凰が翼を広げた姿をイメージできます。
ロッカーは大理石製で、扉が分厚いガラスになっています。クラブハウス内はどこも広々としていて開放的で、廊下や階段等に文化勲章受賞の故加山又造画伯の絵画や陶器等が数多く展示されていました。クラブハウス内装のコーディネートは加山氏によるそうです。
コースに関しても同様に、圧迫感が無くワイドなフェアウェイなので豪快にショットが楽しめるでしょう。ゆるやかな丘陵地に日本庭園の粋を結集して設計されたコースです。造園家として有名な故岩城亘太郎氏の設計で、まさにゴルフ場を回遊式庭園に見たてた感じですね。
四季折々の花を楽しめる樹木を豊富に植栽して、どの季節も目を楽しませてくれるのもありがたいです。もう一つ感心したことは、池の水が綺麗なこと。
キャディさんの話だと涌き水だそうで、ティインググラウンド近くには手水鉢があり涌き水が流れ込んでいます。コース内売店は、その名の通り茶店で抹茶も点ててもらえます。メンテナンスも従業員教育も充分にされていて接待には申し分ないでしょう。現在は乗用カートでのプレーで、キャディ付きが原則です。当日はフルバックからのプレーでしたが距離は7,018ヤードとたっぷりあります。プレッシャーはあまり感じませんがグリーンが難しくなっているのでパットの出来、不出来が明暗を分けますね。
ここに一日いると日本の伝統的文化をあらためて感じることが出来ます。
昼食のメニューも種類が豊富で迷いました。中華料理が中心のようでしたが、総合的に和に撤しているのに料理は中華がメインというのも不思議な感じです。
ホテルには泊まったことが有りませんが、メンバーの方の話だと設備も充実していて満足できるそうです。

掲載日:2004年06月10日

鳳琳カントリー倶楽部のゴルフ場レポート