ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

過去に数回お邪魔していますが、初めてプレーした時の衝撃的な印象は未だに鮮烈に記憶されています。
今までのゴルフ場の概念を打ち砕かれた瞬間でした。
鬼才と評されるピート・ダイが日本で最初に設計したコースだったと思います。
旧「真理谷C.C.」で破綻後にオリックスの経営下で現名称に変更されました。
クラブハウスはモダンな設計で、ロッカールームも上質感があり使い勝手は良かったです。
コースに関しては、百聞は一見にしかずの一言に尽きると思います。
白ティからだと距離は短めですが、一癖も二癖もあります。
リンクス風のコースに仕上っていて、マウンド等で距離感が惑わされます。
極端にうねるグリーン、泡が噴いたようなフェアウェイ、グリーンまでバンカーしかないPar3、川のように横たわるバンカー、浮島グリーンで有名なPar3、ポットバンカー、……と18ホール全てが印象に残ります。
奇抜な設計に戸惑い、初めてのときは大叩きをした事を覚えています。
それゆえに、幅広いレベルの人が参加するコンペなどを企画すると参加者から大ブーイングが出る可能性が充分有るのでお薦めできません。幹事の人は覚悟しておかないとあとで大変です。
従業員の方々の接客には特に問題は無かったです。
キャディさんも気さくな方で良くやってくれてありがたかったです。
キャディ付き又はセルフプレーとなりますが、個性的なコースなので慣れない方はキャディさんをお願いした方が良いでしょう。
ピート・ダイの真骨頂が味わえるコースですが、その分好き嫌いがはっきりと二分されるので自分自信で判断してみてはいかがでしょうか。

掲載日:2004年05月19日

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