ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

3年振りで2回目の訪問でしたが、やっぱり落着いた雰囲気が良いですね。
東関東自動車道の佐原・香取インターから7分以内の至極便利な場所です。
クラブハウスは瓦葺純和風のシックな作りでロビーも大きな空間でゆったり出来ました。2階レストランの奥のテーブル席からは利根川やその先の鹿島の街並みも眺望できます。レストラン脇のラウンジスペースも広くプレー後に仲間と談笑できるのも良いです。
さて、肝心のコースですが至ってゆるやかな丘陵地にレイアウトされています。
過去の経験からして、東急系のコースの特徴はメンテナンスがどこのコースもしっかり出来ていることです。小見川東急も例外ではなく、特にグリーンはベストの状態に仕上がっていました。硬く締まって高速でゴルフの醍醐味が味わえます。
昨年からリモコン式の乗用カートが導入されて、セルフとキャディ付きの選択制でプレーが出来るようになっています。以前の時はまだ歩行プレーのみでしたが比較的フラットに近い作りなので特に苦になりませんでした。
多少は左右に曲げてもマウンドや傾斜で戻ってくるので助かります。
フェアウェイにアンジュレーションを付けたり、2段式にしてあったりと傾斜からのショットも鍛えられます。現在はコースレートも取得していて、当日は青ティからのプレーでしたが6,500ヤード弱で、確か70.1のレートになっていたと思います。チャンピオンティからだと6,800ヤード超でレートも72まで上がります。
各ホールともいやらしさが無く素直なレイアウトで、単調にならないようにホール毎にバンカー、池の配置やマウンド等で変化を持たせています。
また、大きな1グリーンでアンジュレーションもあり、2段グリーンも多用されているのでピン位置によって攻め方も工夫する必要があります。
元々は、法人メンバー専用コースだったので従業員の方の接客も良く出来ていました。キャディさんも充分なレイアウト説明とグリーンの傾斜、芝目のアドバイス等詳しく対応してくれました。
コース売店には、種類豊富なドリンク類の他にいなり寿司や手作りヨーグルトなども用意してあり感心しました。
また、レストランでの食事も美味しく、ラウンド後の軽食メニューもいろいろと楽しめるように工夫されていたことも感激でした。どうしても、後半のことを考えて昼食は軽めにする傾向があるので、プレー終了後にチョットした空腹感を満たすには助かります。
営業の方の話だと、メンバー数も少ないので現在クラブライフを充実させる為に個人メンバーを募集しているとの事。何と言っても経営母体が東急不動産だから安心で、競技等も始まっているのでこれからが期待できます。
新しいタイプの会員権で面白い試みとしては、毎年12万円分の施設利用商品券が10年間にわたってメンバーに配布されます。(東急不動産系列のゴルフ場やホテルで利用可能)
その商品券のうち10万円相当額が毎年保証金から償却されるというものです。加入登録金105万円、保証金200万円で10年後には保証金が結果的に100万円分償還されたことになります。
レジャーを兼ねて、各地の系列ホテル、ゴルフ場で利用できるのがメリットです。
垣間見るメンバーライフは上質な印象を受けました。
プレイベートから接待まで幅広く利用できるゴルフ場だと思います。

掲載日:2004年04月22日

小見川東急ゴルフクラブのゴルフ場レポート