ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

常磐道:千代田石岡インターから10分程度の立地条件で、昔は女子トーナメントも開催していたコースです。
数年前に一度お邪魔していますが、現在は再建中と言うことでどんな感じになっているかと気がかりでしたが、プレーした土曜日はまずまずの雰囲気でした。
40後半の組数にもかかわらず、渋滞するほどでもなかったです。
昼の休憩が1時間15分の予定が1時間くらいで済み、後半のスタートもスムーズに出来ました。このコースにも、いよいよ乗用カートが導入されます。ただ、コースを知っていないとセルフプレーは大変ですから、初めてプレーの場合はキャディさんを付ける事をお薦めします。クラブハウスはスペイン風の設計で、インテリアや調度品もトータルコーディネートされていて、とてもお洒落ですが華美な所は無く落着いています。接客対応も良く出来ているし、気持ち良いコースです。
さてコースですが、ゆるやかな丘陵地に池を取り囲むようにレイアウトされています。ミュアヘッド設計で遊び心を取り入れた視覚的に面白い作りになっているのも特徴です。ただ、池の張り出し具合などが、解り難いホールも有るのでキャディさんのアドバイスが必要ですね。
当日は青ティからのプレーでしたが、なかなかやりごたえはあります。距離こそ6,580ヤードですが、池とバンカーで絞り込まれていたりOBもチラホラ見え隠れして神経を使います。黒ティからだと7,000ヤード超と一気に難易度が上がりコースレートも73.5になります。青ティ使用は4名の合計ハンディが40以内であれば申請すれば可能です。
ベントの1グリーンでアンジュレーションが大きく、芝目も効いているのでパットは慎重にした方が良いです。また、筑波下ろしの吹く土地柄なので風が出ると悩まされるケースが増えます。ピンの長さがヨーロッパ規格の短めなために距離感が、廻りの風景とあいまって微妙に狂ってきます。これに関してもキャディさんが威力を発揮してくれます。
グリーンはまずまずですが、フェアウェイやラフの芝はちょっと疲れぎみだったのが残念でした。インパクトのあるコースで、マネージメント能力も試される面白いコースです。

掲載日:2004年04月19日

セゴビアゴルフクラブ・イン・チヨダのゴルフ場レポート