ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

念願叶って日本屈指の名門に初めてお邪魔してきました。
避暑のシーズン中は、集中して混雑するみたいですが冬季クローズ直前の平日と言うこともあり、数組程度の入場で感覚的には貸切り状態でした。
小春日和の天候も幸いして、楽しいゴルフが出来ました。
朝一番で到着してまず驚いたのは、クラブハウス内外の掃除が隅々まで行き届いていることです。なかかなあそこまで徹底できるものではないと感心しました。
クラブハウスはシンプルな中に、ゆったり感がありアットホーム的な雰囲気が漂っています。接客姿勢にもそれは現われていて、とても気に入りました。
流石に譲渡不可の名門メンバーコースだけあって、メンバーボードには各界を代表するそうそうたる著名人が名を連ねていました。
さて、コースですが軽井沢と言う土地柄フラットなレイアウトです。
昭和6年開場の歴史が物語っている通り、樅ノ木や松、白樺、楓、銀杏と多種の樹木がセパレートしています。林間ですがリゾートコースなので林はそれ程密集していません。
メンテナンスは完璧でしたが、グリーンは若干遅かった気がします。
Par4がそこそこ長く、Par3も200ヤード以上が1個と190ヤード以上が1個でバランスを考えた設計に思いました。
グリーンは数ホール砲台になっていたりクリーク、池が絡むデザインです。
コースレートが「73」になっていますが、難易度としてはそれ程には感じられませんでした。
所謂リゾートコースにありがちな軽薄さは無く、落着いた大人のリゾートが楽しめる唯一のコースかもしれません。
従業員の方々の接客姿勢も心を込めた親近感のある対応で感心するばかりでした。名門のメンバーコースの真の姿を覗いた気がします。

掲載日:2003年11月28日

軽井沢ゴルフ倶楽部のゴルフ場レポート