ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見


今回で2回目の訪問でしたが、南国調リゾート感のあるパブリックコースです。
一風かわった井上誠一氏独特の世界が味わえます。
フェアウェイは広々としていますが、大きなバンカー群が視覚的に圧迫感を与えます。
とにかく、バンカーが多く110個で、その全部が大きくて蝶の形をモチーフにしています。その上、全てのバンカーが受けているので遠近感が錯覚するように設計されています。廻りに配置されたマウンド、バンカー、砲台グリーン等が複合されて距離感がつかみづらかったです。
面白かったのはティインググランドから眺めるとバンカーが強調されているのに、グリーンに乗って振りかえるとバンカーが消えてしまうことです。受けバンカーのなせる技。
距離表示は信用して良いと思います。視覚的にだまされることなく、表示を信じてしっかりショットすることが大事ですよ。ヤード表示は、25ヤード刻みで細かくあるのでとても参考になりました。
ガードバンカーと錯覚させて実は、グリーンまではバンカーから30~40ヤード離れているという「だまし絵」のようなホールも有ったりして面白いですよ。
当日はベントグリーンでしたが、遅かった。
それなりのアンジュレーションの有るグリーンであそこまで遅いと感覚がおかしくなってしまう可能性も……。前回の時はまずまずだったのになぁ~。
乗用カートのセルフプレーのコースにしては、フェアウェイ等メンテナンスは充分でした。
リーズナブルにするために、行き帰りのバックの受け渡しは完全セルフ化になっています。クラブハウスも必要最小限の作りですが、特に不自由は感じません。食事は値段からしたら、イマイチです。
売店で売っている鯵のひものは、美味しいと好評だったので今回もお土産にしました。

掲載日:2003年07月04日

大原・御宿ゴルフコースのゴルフ場レポート