ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

大好きな設計家の一人である井上誠一氏の作品。
開場して40数年の歴史で、積み重ねられた風格が在ります。
東関道成田インター経由で行きましたが、朝の時間帯でインターからおおよそ30~40分と比較的近かったです。
元々の地形を利用したフラットな戦略的林間コースです。
大利根C.C.と似た印象のホールもいくつかありますが、こちらの方がちょっとレイアウト的に絞ってあるかな……。
所謂名門コースは、手入れが本当に良く行き届いてますね。
松の林間コースですが一部に丘陵的な要素もあり、なかなか趣向が凝らしてあります。特に面白かったのが、うなぎの寝床のような細長いホール。
また、グリーン手前100ヤード近辺には自然の窪地を取り入れたホールもあり単調に陥らない作りですね。
青ティからのプレーでしたが全体的にフェアウェイは広めなので大きく曲げなければそれほど苦労しないと思いますが、やはり林のプレッシャーがあるのか意外と林に捕まる人が多いみたいです。
当日付いたキャディさんはコース造成時よりの超ベテランの人でとても良い方でした。ひとつだけ難点は、歯に衣着せぬ言い方が人によっては誤解を招くかもしれません。
追加ハーフの時は、キャディさんから黒ティを勧められたので喜んでやらさせてもらいましたが、戦略性が充分にあり、頭を使うゴルフが強いられます。
グリーンを外した時が特に難しくなります。
緻密な計算と素早い決断が求められるコースと感じました。

掲載日:2003年06月23日

龍ケ崎カントリー倶楽部のゴルフ場レポート