ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

桜で有名な名門コースですが、花見にはまだ早かったのが残念でした。
今回初めての訪問でしたが、期待を決して裏切らないコースです。
クラブハウス等設備は、大分くたびれている感じは否めませんが清潔感は有り問題無しです。
コースは宅地化の影響で、周りに住宅が迫っていますが豊富な樹木で覆われている為にプレー中はまったく気になりません。松を中心にいろいろな種類の樹木の中にレイアウトされていて、距離もたっぷりと有り、挑戦のし甲斐がある林間コースです。メンテナンスも申し分無く良く行き届いています。
グリーンは、ほとんどが砲台で前にも後にもバンカーが待ち受けているから神経を使うホールが続きます。池が全然無い分、バンカーが絶妙な配置ですね。
今回は運良くすべて1回で脱出出来ましたが、ここでラウンドを重ねるとバンカーが上手になると思います。
歴史あるコースには独特の凛とした雰囲気がコース自体にも運営面にも漂っています。
これぞ「本物のゴルフ場」と言っては、大袈裟かもしれませんがそれくらい強烈なインパクトが有りました。まさに、「百聞は一見にしかず」是非プレーすることをお勧めします。
接客も良く出来ています。キャディさんの対応は少しよそよそしく感じましたが、これは普段メンバー中心の運営だからこそ、ビジターに対してはどうしても疑心暗鬼が生じる所以と思われます。メンバーにとってはとても居心地が良いことが推察できます。
レストランは、良心的な価格設定でした。炒飯を食べましたが結構いけます。
料理のボリュームは年配者向けに、少なめになっていますが後半のプレーのことを考えるとちょうど良い量ですね。でも、定食類のご飯は、お替り自由なので食べ盛りの若い人にも対応していました。
浴室に行く時に使うスリッパ替わりが温泉旅館にある木製のツッカケだったことと、脱衣所の洗面台に有った昔ながらのちり紙には別の意味で感動しました。
プレー費が高いのでなかなかお邪魔できませんが、年に1回くらいはこんな贅沢が許されても良いかも。

掲載日:2003年04月14日

鷹之台カンツリー倶楽部のゴルフ場レポート