ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

憧れの大洗G.C.に2回目の訪問でした。
50年の歴史で数々のトーナメントを開催した名門だけあって、見事な黒松に囲まれたとても風格を感じさせるコースです。
クラブハウスは、華美にならずシックで実用的に作られています。浴室、脱衣所がもう少し広いと良いかなと思いましたが、まぁ許容範囲ですね。
さてコースですが、今までに見た事も無いほどの松林のコースで、芝のメンテナンスも問題なく良く出来てました。海がすぐそばの為、強風で松が斜めに生えているのが特徴です。
シーサイド特有の強風、高く伸びた松、低く垂れ込めた枝、木の下では根っ子が血管のように浮き出ています。この環境がゴルフをより面白く、難しく、スリリングにさせますね。
ティショットは風を避けて松よりもやや低めの弾道が理想です。
セカンドは状況によってフェアウェイの木立がスタイミーになり、高弾道で距離を出すか、インテンショナルで狙うか、技量が問われます。また、長く伸びた枝が屋根のようにガードバンカーの上までおおいかぶさっているので注意が必要。
歴史あるコースですが時代の趨勢に対応してベントの1グリーンになっているのもいいですね。
林間コースのわりに各ホール特徴的なレイアウトで飽きがくることは無く、ショットのバリエーションが豊富な人にはさまざまな攻略法が試せるので、何度でも挑戦したくなる不思議な魅力があると思います。
キャディさんについては、名門にありがちな当たり外れが有るように感じましたが、従業員の方々の接客はまずまず。
レストランのメニューは幅広い年齢層に対応したもので好感が持てます。
日本を代表する名コースといって過言ではないでしょう。

掲載日:2003年04月08日

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