ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

理事長杯奮戦記 1回戦

予選から2日後にゴルフ場より案内が郵送されてきた。
初めて見るトーナメント形式の組み合わせ表には、ちょっと戸惑いを感じるがなかなかの気分です。恥をかかないように頑張るだけと改めて決意する。
週半ばには加賀屋ゴルフの事務所に仕事帰りにお邪魔して、前田社長より指南を受ける。
マッチプレーのルールを再度頭に入れて、落ち着いてプレーすることを心がけるようにする。普段のストロークプレーとマッチプレーでは微妙なところで違いがあり、いつもの癖でやってしまうと問題になることを認識しました。
ワクワク半分、ドキドキ半分で日曜日を迎えることになるはずでしたが、木曜日に念のために膝痛を診てもらおうと診療所に行ったところ、別の件を指摘されて大病院に行くことに。ちょうど理事長杯前日は休養日だったから、土曜日の予約で診察へ。1年ほど前から右足ふくろはぎがすぐに硬直、張ってくる状態だったのですが、どうやら動脈硬化の疑いが濃厚のようです。後日再検査を数回するそうだけど、先生にゴルフのこと言ったら
とりあえず血液の流れをサラサラにする薬を処方してくれました。そのときに、煙草を禁止されたので28年の喫煙歴に今回終止符を打つことになってしまいました。ゴルフと煙草のどっち選ぶとしたら当然の結果ですね。最悪の場合は右足切断だのと脅されては仕方ありません。
いつまでも出来ると思っていたゴルフが、ある時突然出来なくなる状況もあり得るというショックを受けましたが、皆さんも健康には十分気を付けましょう。
そんなこんなで、マッチプレー1回戦はゴルフが出来る幸せを一打一打刻みながら大切にラウンドしようと誓い当日を迎えることに。

【1番 Par5】
重量級の体格のMさんが対戦相手
私がハンデを2枚あげることに
Mさんの1Wはトップぎみに右のラフに
続いて私の1Wはフェアウェイセンターをキープ
Mさんは緊張気味なのかその後もミスを繰り返し
3Wの後の10Iがカラーまでしか行かず、11Iのアプローチで奥目にオン
ファーストパットを打ったところで相手よりOKが出る


【2番 Par3】
7Iのティショットは薄くてグリーン手前のカラーに
11Iでピンそばに乗せる
Mさんはまだ調子が出ずに私のパーパットにOKを出す


【3番 Par4】
1Wはフェアウェイ真ん中に
セカンドで引っ掛け気味でガードバンカーに
綺麗に脱出して2パットのボギー
引き分けで、2UPのまま

【4番 Par4】
1Wフェアウェイセンター、3Wで残り100ヤードあたりに運び3オン
Mさんもこの当たりから調子を整えてきて3オン
やや奥からの下りパーパットは横を通過、相手もパーパットをはずしボギーに
これを入れて分けておかなければ、次のホールはハンデホールだし・・・
情けないボギーパットは入らず
×

【5番 Par4】
1Wフェアウェイ右サイド、3Wやや左ラフ、11Iで3オン
ハンデホールであったが、Mさん乱れてしまい
グリーン上はパットしなくて終了


【6番 Par3】
1Wの当たりはややフェードして花道に
相手は綺麗に1オン
11Iのアプローチはピン左にオン
Mさんのバーディーパットは惜しくも届かずだが、OKを出す
入れて引き分けに持ち込みたいところだが
カップ手前でスライスに切れて止まりボギー
×

【7番 Par4】
スタートこそ楽勝ムードだったけど、ホールが進むに連れて拮抗してきた
油断は出来ないと思い引き締める
1Wは真っ直ぐに飛んで行くが中央の松の枝に当たり落下
5Wでグリーンを狙うが右目でフックせずにガードバンカーに
SWが完璧でピンそばに寄る
お互い譲らずに引き分け
トータル1UPになってしまった

【8番 Par5】
ちょっと疲れてきたか、1Wは右ラフバンカー手前に
セカンドは5Wで真ん中を目指すが、引っかかり6番Par3方向に
3打目はフェアウェイにチョン出し
4打目3Wでグリーン手前60ヤードまで
11Iで5オン
落ち着いてきたMさんに仕留められる
×

【9番 Par4】
結局は追いつかれてイーブンに
前半最後は勝ち越したいと打った1Wはど真ん中
セカンド5Iでグリーン右カラーに
相手はガードバンカーで苦戦して
何とか「」をゲット

【10番 Par5】 
1Wはフェアウェイ右、3Wがダフリ左ラフ残り200以上
再度3Wでバンカー手前に、11Iで何とか4オン
執念で引き分けに持ち込む

【11番 Par4】
このあたりから下半身ががくがくに
1Wは上体が突っ込み加減で左に曲がりだす
3Wはナイスで残り100ヤードまで飛び3オン
相手も譲らずに3オンで引き分け

【12番 Par4】
ここまでくると、上半身と下半身がバラバラの感じに
1Wは珍しく、左斜面からフェードしながらフェアウェイを捕らえる
相手が先にフェアウェイから打つが斜面に蹴られて傾斜に止まる
それを見て、しっかり打てばと放った6Iは右斜面方向からフックするが松の枝に打ち落とされてバンカーイン
砂の少ない硬いバンカーから奥のラフまで飛ばし、やっとこの4オン
Mさんのパーパットが入らずマーク
これを入れて、相手が外せば引き分けと望みをかけたパットは入らずOKを出す
×
1UPのリードが無くなってしまう

【13番 Par3】
Mさんはサブグリーン花道方向に
4Iで狙うが開き気味でバンカーイン
SWは大きすぎ奥のバンカーの先まで
相手はナイスアプローチでベタピン
チップインのミラクルショットに夢を託して奥からのバンカー越えを打つがダフッてバンカーイン
ここで、MさんにOKを出す「×」で1DOWN

【14番 Par4】
やはり上体がぐらついてしまう、1Wは左ラフに
3Wは左手前のバンカーに
SWは出すだけのトホホ
ここでも相手の3打目はスーパーショット
×」2DOWN

【15番 Par4】
あせりと体力不足で頭の中がボーっと
1Wは左林の入り口に、6Iでフェアウェイにチョン出し
3Wで残り50ヤードくらいまで運び11Iで4オン
Mさんもセカンドをチョロ、3打目でバンカーに、そこから4オン
でも、ここはMさんのハンデホールだった
×」3DOWN

【16番 Par3】
3DOWNで残り3ホール、後が無い 
残り3ホール全て勝って、19番に持ち込む以外に勝ち目は無い
相手のショットは手前花道に
3Wは引っかかりグリーン左の木の下に
Mさんのアプローチはダフリ気味で手前にオン
木の下ベアから11Iでアプローチするが手前のラフに食われてカラー
再度11Iで転がすがカップ脇を抜けて止まり3オン
Mさんのパーパットはショートして微妙な距離を残す
とにかくこのボギーパットを決めなくては・・・・・
気持ちフックの2m50cmは綺麗に吸い込まれた
あとは、Mさんが外してくれれば17番に行ける
しかし、そんな都合よくは行かないのがゴルフ
しっかり決めたMさんに「3-2」で完敗です
Mさんの2回戦健闘を祈ってクラブハウスに戻る

初めてのマッチプレーでしたが、普段のストロークプレー以上に流れが大事だと思いました。リズムが狂いだすと思わぬ展開になる可能性大です。
なかなか味わえないから、一度経験するとやみつきになってしまいます。
来年も必ず出場できるようにと決意を新たにしました。

理事長杯奮戦記 1回戦