ゴルフ会員権 ゴルフライフ

      

尖閣諸島の問題で中国に関するニュースはうんざりするほどネットに出てきます。またこのところ良い関係だと思っていた韓国との関係も微妙になってきました。
私がアメリカに住んでいたころ、日韓共同開催でワールドカップサッカーがありました。その時は、あちこちで会う韓国の人から、今日の試合は応援しているからね！
そんな声を掛けられたり、私は良くは知りませんでしたが、日本では韓流ブームが起きて、多くの人が韓国に行っている中、竹島問題が出たにせよ。どうしてここまで、といった感じでした。

アメリカにいた時も、こちらでも韓国人や中国人の友達や知り合いがいます。
以前韓国は、近くて遠い国と言われ、互いにそうだったのでしょうが、あからさまに嫌悪感
を表に出す日本の人もたくさんいました。
ポーカーをしていても、一般的に韓国人、中国人は熱くなる人が多く、特に年配の人たちの激しさは尋常でないので、彼らはなかなかゲームには勝てません。
しかし韓国人の若い人たちは、近ごろ冷静なタイプが多くなり、あれほど熱くなる国民性はどこへ行ってしまったんだろうと、考えてしまうほどです。

私の知っている、彼らを考えると、今の現状には、どうしても？がついてしまいます。もっとも日本の報道すら、かなりいい加減なものをやっている時があるので、鵜呑みには出来ませんが・・・
あなたの国は、自由が保障されていない、独裁国家だから問題だ。と私が言うと、知り合いの中国人は、これからは良くなると言いつつも、確かに問題だ。同意してくれます。
韓国の友達に、近ごろの日韓関係について聞いても、どうしてなんだろう？と彼らが首をかしげますし、反日騒ぎにもばかげていると考えています。

もう1か月位経つでしょうか、2年前に韓国に戻った、私の友人と家族が戻ってきました。
彼らとはこちらに来てすぐに親しくなり、ゴルフを一緒にしたり、食事に行ったりと仲良くしてきました。
先日食事に行ったとき、そのあたりを聞いてみると、若い世代や都市部の人たちは、随分と変わっていると思うけど、田舎の人たちは未だに考え方も古いし、日本との関係だけでなく、全てに於いてまだまだ古い体質があると思う。と言っていました。
彼自身、何年もオーストラリアに住んで、韓国に戻ってみると、違和感を感じるそうですが、二人の息子さんは、すでに韓国の生活には全くなじめないようで、韓国から来た当初、2人の息子さんは英語が出来ないと、いじめにあった彼らでさえ、早くオーストラリアに帰ろうと懇願したそうです。

おそらく日本人はどこに住もうと、考え方自体それほど変わらないと思います。
しかし、韓国の人たちはそうではないようです。彼の話だと、日本に比べると、やはり社会が成熟していないと思う。そう言ってました。
韓国ですらそうなのですから、中国の人とのギャップは相当なものでしょう。ましてや彼らは、正確な情報を得られないのですから・・・以前、日本で不法滞在をして働いている中国人と話した時、ODAについて聞いてみました。彼は福建省から来たと言っていたので、貧しい地域だし、教育もろくに受けていませんから、ODAすら知りません。また彼が日本を良く思っていなかったので、言ってみたのですが・・・ODAで中国に支払ったほとんどの債権を放棄しているし、今の中国は日本に色々と世話にもなっているのだから、もう少し考え方を変えても良いのでは？と言ってみると、そんなことはない、確かに日本からお金は借りたかもしれないけど、借りただけで、もらってはいない。全部返しているはずだ、と譲りません。
また口調は挑戦的で、ほとんどけんか腰でした。

クラウンカジノにはマホガニールームというVIPルームがあります。
そこのお客は大げさでなく８０％は中国人でしょう。中国経済が良いので多くの観光客も来ています。
私の隣にいた中国人のおばさんグループのひとりが、お菓子を食べてこぼしたくずを、どうしたことか、私の方に向かって手で払います。何をする！私が言ってもお構いなし、彼女はゲームに夢中で、私の方など見もせず全く傍若無人。私の右となりに、顔見知りの中国人がいましたが、それを見て、顔をしかめています。
多くの中国人がいることもあり、まさにあちこちでやりたい放題です。
しかし、私は以前同じような光景を何度も見かけていました。バブルのころ、ハワイやグアム、サイパンでもそうでしたが、日本人の団体がやってきて、大きな声で騒ぎ、買い物をする姿を・・・
ある時ホテルの売店で、私が買い物をしてお金を払おうとしていたところに、日本人の年配の男の人が入ってきました。いきなり店員に向かって、COME　HERE!と2度、呼びました。もちろんその人に悪気はなかったと思います。レジにいた私は、彼がつぶやいた怒りの言葉と、思いっきり不快な顔を今でも忘れてはいません。
私は言葉が出ず、かぶりを振るだけです。
私が大学を卒業したころ、当時のおじさんたちは、しょっちゅう韓国へ行っていました。
今でこそ、本来の観光目的で行く人が多くなったと思いますが、当時は、○買いツアーです。知り合いの人で、月に何回も行っている人もいました。その頃は、団体で大挙して行っていたようですが、そんな姿を韓国の多くの人が知っているはずです。
私も近ごろの中国や韓国には、憤りを感じますが、彼らにももう少し時間が必要なのかもしれません。