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超一流ゴルファーから学ぶ スランプからの脱出法 まこっちゃんのゴルフの本棚

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 記念すべき一冊目は、「超一流ゴルファーから学ぶ スランプからの脱出法」ジミー・ロバーツ著です。

うーん。記念すべき一冊目には、ふさわしくない。かも。。。

でも、しかたない。良い本なんです。これが。さらに言うなら、今の私にとっては、聖書よりも般若心経よりも心の安定に効きます。

著者は、アメリカで著名なテレビリポーターなのですが、この人が、「超一流ゴルファー」18人に「スランプ」についてインタビューしていきます。ゴルフだから、18ホールに見立てて、18人。この辺はちょっとお洒落。

そんでもって、ジャック・ニクラウス、アーノルド・パーマー、トム・ワトソン、フィル・ミケルソンといった人たちが、スランプについて語ります。

ひとりめは、ポール・エイジンガー。「自信というのは、満々なときには失くすなどと思いもしないのに、失くしたときには二度と取り戻せないとかんがえてしまうものだ」という扉の文句から泣かせます。

ふたりめは、帝王ジャック・ニクラウス。「私は、常々スランプというのはたいてい自ら招くものだという気がしていた。ゴルフで問題を抱えたときにまずすべきことは、ゴルフから離れることだ」くぅー。これも、沁みるなぁ。帝王に「スランプ」があったということ自体驚きだけど、帝王が、「ゴルフから離れる」なんて。

帝王といえば、新帝王と言われたトム・ワトソンは、第16章です。「悪いラウンドのあと、いいプレーができたなら、何もしてはいけない。悪いラウンドが二度続いたら、何か考えはじめよ。そして、悪いラウンドが三度続いたら、『何かを変えなくてはいけない』」と言ってます。ワトソンですら、悪いラウンドが3回も続くことがあるわけね。

もっとも、私は、悪いラウンドが、かれこれ半年くらい続いているので、もう、30ラウンドくらい悪いラウンドが続いている計算ですが、、、私は、どうしたらいんでしょうか?

いろんなゴルファーが、いろんなスランプを味わい、いろんな脱出法を試しています。必ず脱出できるわけではありません。

興味深いのは、ポール・エイジンガーや、ジョニー・ミラーが、「クラブを変えて、スランプになった。」と言ってること。そういえば、去年の夏から飛距離が欲しくてドライバーを、ころころ変えたことを思い出して、去年の春(なんと4代前!)のドライバーに戻してみました。4月の月例で、久しぶりの87でラウンド。「脱出」とは言えませんが、今年に入って、まず、90切れなかった私が、87で回れました。

どうです?この本、読んでみたくなったんじゃないですか?