ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

芝先案内人のコース拝見

開場44年の歴史あるゴルフ場に今回はじめてお邪魔しました。
東北自動車道:佐野藤岡インターから国道50号経由でおおよそ30分。
高速道路を加須インターで下り国道4号経由でも同じ感じがしました。
JR小山駅から近くてクラブバスも出ているから、東京からなら電車で行っても良いかもしれません。クラブハウスは開場当時のままなので老朽化して来ていますが、今年から数年の歳月をかけて現ハウスを順次リフォームする計画だそうです。骨組だけを残して改修するそうなのでリフォームが完成すると印象がだいぶ違ってくることでしょう。ただ、営業しながらの工事になるので工事期間は長引きそうです。
コースは至ってフラットなレイアウトですが、INコースよりはOUTコースの方が若干の起伏がありました。個人的にOUTコースの方が狙い所が絞られているので面白く、レイアウトも好きです。INコース10番は右側に民家がある為、ローカルルールでティショットはアイアンだけしか使えません。当日はベントグリーンでバックティからでしたが、全長6,577ヤードと距離的にはさほどでもありませんが途中のヤーテージ表示が正確なので自分自身の正味の飛距離を認識することが出来るコースです。
長い歴史のなかで樹木は大きく成長して、打ち出して行くときの空間が狭く感じることでしょう。総じて砲台グリーンが多く手前からランで乗っていく事はまずありません。
また、フェアウェイにもスタイミーになる樹木が点在して、狙った所に確実に運ぶことが大切になります。左右の林の中はグリーン方向には狙える隙間がないので入ったら無理をせずに横に出すだけのペナルティも覚悟しなければなりません。ベントと高麗の2グリーンでメインがベントです。高麗グリーンだと極端に距離も短くなり、サイズもベントの半分くらいなのでプレーするならベントグリーンの時がお薦めです。メンテナンスは良く出来ていました。グリーンの芝は密集していますがこの日はスピードが遅かったので、次の機会にはもう少し速いグリーンであることを期待します。このコースは昔ながらの人力による手押しカートに4バックでキャディ付きプレーです。平日セルフディがありますがその際も自分で手引きカートを使ってのプレーになります。キャディバックの重量が14kgもあったので、重量割増で500円かかりました。18ホールを4バックで押しながら仕事するキャディさんのことを考えると手押しカートなら割増も当然だと納得します。


掲載日:2005年7月5日

小山ゴルフクラブのゴルフ場レポート